森吉山 打当川源流散策


2007年8月13日  メンバー:舘野家(4名)、森田家(3名)


(八甲田山・石倉岳より続く)

8/12 朝は小和瀬川で釣りをしたり、宝仙湖を橋で渡ったところにある温泉「はなやの森」で入浴したりして過ごす。15:00頃予定通り舘野さん御一家が到着。無事合流して焚き火を囲む夜となった。

8/13 今日は2家族合同で森吉の打当川源流に遊びに行く。国道341号に出て少し南下し右折、ぶな森トンネルを抜けて林道椈森線から桃道林道へ向かう予定が、椈森林道を左折する所を右折してしまい少々時間をロスしたが無事にたどり着く。(ブナ森トンネルは椈森林道の下をくぐっているようだ・・・)
 久々に訪れる打当川源流は相変わらず綺麗なナメの桃源郷である。早速浮き輪などの遡行準備をして桃道林道が沢を渡る橋から上流に向かって歩き出す。今回は舘野さんや子供達が積極的に甌穴の中に入りながらの沢歩きで、大人も子供も大はしゃぎである。
 多少周りの灌木が沢に張り出してきてうるさい所もあるが、特にナメが埋まってしまっている所もなく本当に美しく心和む風景が続く。時折両岸に現れるスラブや湿原も素晴らしいがニッコウキスゲは残念ながらもう終わっていて実になってしまっている。前回来たときも気になったが、なぜか湿原の草が倒されている所がある。また今回驚いたのは赤テープがたくさん付いていることだった。理由はわからないが支流が入る所に付けられているような気がする。結構人が入っているのだろうか?。ただ、ゴミが落ちている様なこともなく美しい姿のままであるのは実に嬉しいことだ。
 やがて遊歩道が横切り遡行は終了。この遊歩道沿いは実に立派な秋田杉(佐渡杉・桃洞杉)が多い。僅かで桃道林道に出て、そのまま林道を下って行き30分程で橋まで戻る。橋の下で舘野家はそうめん、森田家はスパゲッティーの昼食をとる。
 昼食後は今度は橋から下を散策に行く。下流側はさらに川幅が広がり、徐々に傾斜も出てきてこれがまた素晴らしい。一番傾斜がきつくなる緩いナメ滝で舘野さんが滑り台の要領で滑り降りたところ、結構怖いくらいのスピードで滑っていく。子供達もやってみるのだが、なぜか誰も舘野さん程のスピードはでない・・・。
 さらに下ると沢は右へ曲がり、そのまま幸兵衛滝の落ち口へ続いているのでそこで散策は終了。往路を引き返す。途中、右岸からの支流で子供達が滑り台を試みるが傾斜はあるものの表面がややでこぼこしていて思ったよりも滑らなかった。
 橋まで戻り、車で今度は椈森牧場経由で小和瀬川のテントまで帰る。その晩も焚き火に花火で盛り上がり、あまりに楽しい1日だった所為かお酒も少し進みすぎたようであった・・・。

8/14 翌日はテントを撤収して帰途につく。乳頭温泉の鶴の湯で入浴するが、何ともすごい人である。秘湯もこれではちょっと台無しといったところ・・・。盛岡近郊で焼き肉と冷麺の昼食をとり、横手方面に向かう途中、沢内バーデンで再度入浴して舘野家とは別れる。
 いつものパターンで何とか米沢でステーキを食べようと有料の自動車道も全て使ってひたすら南下、何とか20時前に米沢に到着、無事にステーキを満喫し福島飯坂ICから東北道に乗り福島松川PAで仮眠、翌朝帰宅する。


 今まで下北半島は一度も行った事が無かったので、とりあえず本州最北端へ行ってみようかというのが今回の発端でしたが、大間のマグロと結びついて目的がはっきりして(?)、しかも充分に全う出来たので大変充実した家族キャンプになりました。舘野家と再訪した打当川源流も相変わらず素晴らしく、本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。舘野家の皆様、ありがとうございました。


コースタイム
8/13 桃洞林道橋(10:00)―遊歩道(11:50)―桃洞林道橋(12:30)―幸兵衛滝手前(?)―桃洞林道橋(?)
 

遡行図(1999年遡行時)
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