八甲田山 石倉岳


2007年8月11日  メンバー:森田(真),森田(伸),森田(遥)


 今年の夏の家族キャンプはなぜか下北半島の本州最北端の大間へ行ってマグロを食べようという話になり、あとは適当にゆっくり南下してこようという大雑把な計画で出発しました。途中、八甲田山の石倉岳と、またしても森吉の打当川源流を散策してきたのでキャンプの顛末も含めて記述します。

8/8 20:00頃自宅を出発。近所のスーパーで買い出しをして首都高を通り順調に東北道へ。今日はあまり欲張らず矢板北PAで早々に仮眠とする。

8/9 今日は一気に北上しようとひたすら東北道を走る。安代JCTから八戸自動車道に入るが、八戸道を走るのは今回初めてである。八戸にて大きなショッピングセンター「ラピア」で買い物と昼食をとり、さらに国道45号、338号と北上。むつ市で市役所によって情報を集めてからその日のうちに大間までたどり着いた。早速ウニ丼、マグロ丼などちょっと贅沢な外食。天気は雨だったのでキャンプはやめて素泊まりの宿に泊まってしまう。

8/10 今日も天気が悪いが、大間崎を観光して、イカ、サザエ、ウニなどを食べてから土産店の方に薦められた大倉商店という店で待望のマグロを購入。今夜の宿も首尾良く八甲田の酸ヶ湯温泉自炊部がとれたので、奥入瀬渓流、十和田湖を経由してのんびりと南下し青森で恒例の浅虫水族館によってから酸ヶ湯へ向かう。その晩は大間のマグロで至福の一夜になったのは言うまでもない。

8/11 今日は明後日に舘野家と合流する予定の小和瀬川付近まで行ってしまおうということになり、この辺では軽いハイキングということでエアリアマップでみつけた石倉岳に登ってみる事にする。
 登山道の入り口は実にわかりづらく、なんの標識もなく祠が建っているだけである。ちょっと離れた駐車スペースに車を置いて歩き出す。いざ登り出すと藪が覆うひどい道で、正直これは廃道だろうと思うほどであったがむしろ娘の遥は面白がって登っている。所々比較的新しい赤テープがついているので歩いている人もいるのだろうが・・・。
 しばらく藪や倒木と格闘して登っていくと、再び小さな祠がありその先は岩場になっている。まさか岩場があるとは思わなかったので遥用のハーネスと補助ロープを車においてきてしまったが、とりあえず私が一人でまず偵察で登って岩場の上をさらに怪しい踏み跡を追って歩いていくと展望のない灌木帯の中に「石倉岳 1202m」という看板が木に引っ掛かっていた。
 一旦引き返して岩場も大したことはないので再び3人で登り、展望のいい露岩の上で小休止。南八甲田が一望できて素晴らしい。下山もたまに踏み跡を外しながら問題なく祠まで下りてくる。短時間ではあったが藪漕ぎ、岩場と変化があって??なかなか楽しめた。
 下山後、奥入瀬渓流〜十和田湖経由で鹿角に出て宝仙湖から小和瀬川沿いの林道に入り、2003年にテントを張った場所と同じ所に藪を切り開いてテントを設営。早速焚き火をして夕食。食後は花火をしたり、満点の星空の下、望遠鏡で星を見たりして楽しんだ。
(打当川源流散策に続く)


コースタイム
8/11 登山口(10:10)―石倉岳(11:00)―登山口(?)
 

地形図

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