（北温泉ベース山スキー・二岐山から続く）

2/8　今日は天気が下り坂なのであまり士気が上がらず、暗いうちから昨夜入っていない温泉を廻っていたりしたが、外は意外と天気が良く、うどんの朝食をとって取り敢えず赤面山に向かってみる事にする。
　白河高原スキー場跡には既に数台車が停まっていたが、我々はスキー場左寄りの一段上の所に車を停めて歩き出す。
　旧ゲレンデの斜面を登って行くと、もう上から滑って来るパーティーがある。すれ違いで挨拶するとなんと昨日二岐山でご一緒した方々で、お話して見ると山好会の山本氏のパーティーだった。さらに旧ゲレンデの斜面をどんどん登って行くと5名程の先行パーティーが登っているのが見える。ゲレンデなので横並びに話しながら登ったりしながら行くとやがてゲレンデ最上部に到着。旧ゲレンデを出るとすぐ上に「入口」(登山道の)の標識がありそこから登山道沿いに登って行く。
　矮小化したブナ林を抜けてしばらく進むと予想通り？雪がチラチラ降り出した。前線を伴う低気圧の通過なので天候が急変するかもしれないので、ちょっと開けた斜面を登りきった1600m付近で見切りをつけて下山する事にする。この先、雪が少ない所為か妙に藪っぽい平らな斜面が山頂まで続いているのが見えるが今日はここまで。
　さて滑り出すと早い。登りのトレースを追ってあっと言う間に「入口」に到着。あとは旧ゲレンデを飛ばして車に戻り終了となる。
　下山後まず空腹を満たそうと食事出来る所を探したが、たまたまその時に野口さんがもらった割引き券をあてにして行ったホテルエピナール那須が素晴らしく、温泉に大満足して帰路についた。


　南会津と那須の山を那須の温泉ベースに楽しむのは２度目でしたが、前回間違って女岳に登ってしまった（それはそれである意味非常に楽しめましたが・・）二岐山は今回の男岳のルートは前回と違いまさに山スキー向けの格好のルートでした。しかし、特筆すべきは何と言ってもあの山頂付近の「霧氷の花」で本当に奇麗でした。気象条件により霧氷の付き方もいろいろあるのだと思いますが、なかなか巡り会えないものに出合えた感じで感激ひとしおです。二日目も天候が崩れるのが分かっていましたが何とか行動出来て良かったです。北温泉も素晴らしいですが寒くて「泳ぎ湯」に入れなかったのは少々残念？？。温泉と山スキーを満喫出来た２日間でした。