今年の成人の日3連休は、今までまだ一度も滑った事がない南蔵王の不忘山周辺を、これまた行った事がない鎌先温泉に泊まって滑る計画を立てました。
1/8 21:30に澤田石さんに迎えに来ていただき、JR新宿駅で斎藤さんを乗せて首都高中央環状線を経て東北道に乗り(また中野長者橋は通り過ぎる・・)、一旦岩槻ICで下りて東武野田線岩槻駅で石島さんを乗せて全員集合する。再び東北道に乗って北上し、国見SAにて小?宴会の後仮眠。
1/9 諸事情で石島さんの運転で出発。白石ICで下りてとりあえず白石スキー場に行くが半分吹雪状態でとてもこれから不忘山に登るといった状態ではなく、今日はえぼしスキー場から行動時間の短い後烏帽子岳に登ることとする。
えぼしスキー場に移動し、とりあえずゴンドラとリフト1本を乗り継いでゲレンデトップへ到着するが、風雪は思ったよりも大したことはなくシールをつけて出発する。最初は若干木が混んでいるがすぐに切り開きのようなところ(おそらく夏道)に出て快調に登って行く。
時折薄日が差すような事もあるのだが残念ながら遠望は全くきかない。途中山スキーの2名パーティーを抜き、スノーシューらしいトレースを追ってどんどん登って行くと上からその主と思われるスノーシューの3名パーティーが下りてくる。すれ違った地点から僅かで後烏帽子岳山頂に到着。山頂は展望はなくすごい風である。山頂標識が立派な樹氷となっていてなかなか見事。長居は無用と写真を撮って早々にシールを剥がして下山にかかる。
最初はやや木が濃い部分が多いが雪質がふかふかなので板が回しやすく苦労するほどではない。少し下ったところで先ほどのスノーシュー3名パーティーを追い抜き滑りやすそうなところをどんどん下って行く。途中、ちょっとした開けた斜面があり一瞬であるが新雪滑降を楽しむ事が出来た。
後半はトラバース気味にトレースを追うが、最後はまた樹林が濃いのでルート取りを考えなくてはと思っていたものの、気にする間もなく気が付いたらゲレンデに出てしまう。全くあっという間の滑降であった。
ゲレンデをリフト1本分下りてゴンドラ終点にあるレストハウスでしばし休憩してから下まで滑って終了。今宵の宿、鎌先温泉・最上屋旅館へ向かう。
最上屋旅館は実に風情のあるたたずまいのいい雰囲気の旅館で、初日からなんとか無事に行動できたことに喜びつつ、石島さん食当のおでんをつつきながらの楽しく幸せな晩となった。
(南蔵王周辺山スキー・水引入道に続く)
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