森吉山ハイキング

2010年8月11日  メンバー:森田(真)、森田(伸)、森田(遥)

秋田駒ヶ岳ハイキングから続く

8/11 天気は確実に下り坂だが、今日までは何とか天気が持ちそうだという予報なので短時間で楽しめる山はないかと考え、今まで奥森吉周辺は家族で何度も行っていたが森吉山は一度も登っていなかったので、阿仁ゴンドラから森吉山を往復しようということになった。途中、今は地震で崩れてしまった玄武洞に寄り、田沢湖を経由して国道105号を北上し阿仁へ向かう。
 山麓駅で出発準備をしてゴンドラに乗り込むとその長さが結構長い事に驚かされる。山頂駅で下り、尾根沿いに少し登って行くと石森でコメツガ山荘からの登山道と合流する。
 心配された天気もまずまずで、気持ちよく歩いて行く。石森からは一旦若干下りになるが途中に「ぶじかえる」と書かれているかえるに似た石像があった。下りきったあたりには湿原がありなかなか美しい。避難小屋の横を通り再び登りになった登山道をどんどん登って行き、高山植物がたくさん咲いている稚児平を通ってさらに登るとやがて山頂に到着する。
 雲が多くて遠望は利かないが、やはり山頂は気持ちがいい。大休止して行動食代わりに持ってきたお菓子を3人でぼりぼり食べる。休憩しているとレンジャーの方に声をかけられるが、ロープウエイの最終時間に間に合わない客が出るのを防止するために見回っているのだろうか?。
 充分にお腹を満たしてから下山にかかる。下りは早く、トンボが舞う中一気に下る。途中湿原の枝道に入りちょっとした湿原散策の後、「ぶじかえる」に無事を感謝して石森に登り返してロープウエイ山頂駅へは行きとは違う樹氷平経由で下りる。
 下山後、ゴンドラ山麓駅でソフトクリームを食べ、今日の幕営予定地のブナ帯キャンプ場へ移動する。放牧地となっているスキー場を横切り林道を車で登って行くとやがて終点となるが近くにキャンプ場は見当たらない。標識に従って登ってきた林道を離れて荒れた道を少し下って行くとバンガローなどの立派な施設があるキャンプ場があった。しかし営業していた形跡は無く、長い間使われていないような感じであった。まあこれでは水も出ないし林道の終点付近にテントを張ったほうが都合がいいだろうということになり、林道終点のゲートの前にテントとタープを張る。その晩はたきびに花火にと大いに楽しむ事が出来た。

8/12 朝食をとりゆっくり出発。田沢湖畔の「たつこ像」を見た後、田沢高原温泉のホテルタザワで入浴し小岩井農場へ。いつものようにバーべキューを食べ、盛岡IC横のイオンショッピングモールへ。台風が接近中だということなので今宵は盛岡駅前のホテルに退避。なんとその晩は秋田に台風が上陸したとの事・・・。

8/13ホテルでのんびり朝食を食べチェックアウト。今日は珍しく1日観光とし、幽玄洞、猊鼻渓、中尊寺と回った後、栗駒山の須川キャンプ場へ向かい今回最後のキャンプとなる。ここは以前、家族で一度泊まった事があるが、須川高原温泉の足湯にも入れ、涼しくて大変快適に過ごす事が出来た。翌日は早朝から須川高原温泉で入浴し、朝から東北道を南下して山形道経由でいつもの米沢牛で昼食。その後会津若松を経て大内宿に寄り、そのまま一般道を南下して今市ICから日光宇都宮道路に乗り、大谷PAで宇都宮餃子の夕食を食べて帰宅した。


 今回の家族キャンプは途中で台風が直撃するという事態に当初の予定は変更しましたが、その割には宿に泊まったのも1泊だけであとはキャンプする事が出来、2つのピークのハイキングを含めて大変楽しむ事ができました。それにしても夏の秋田駒ヶ岳と森吉山の今回のルートは本当に手軽に登る事が出来るいいところですね。これがもし東京近郊だったらものすごい混雑で大変なのではないかと余計な心配をしてしまいますが、やはり東北は静かに自然が満喫できるところが多いとあらためて感じる事が出来ました。


コースタイム
8/11 阿仁ゴンドラ山頂駅(12:10)〜森吉山(13:05)〜山頂駅(14:20)


地形図
このページのトップへ

2010年の記録へ


トップ
はじめに
最近の山行
過去の記録
山の写真集
山の雑事集
自己紹介