秋田駒ヶ岳ハイキング

2010年8月10日  メンバー:森田(真)、森田(伸)、森田(遥)

 

 今年の夏休みは、例年通り東北で家族キャンプということになりました。昨年の早池峰山に引続き、今年は岩手山に登ろうと計画したのですが果たして結果は。

8/9 19:00頃自宅を出発、途中で夕食をとりスーパーで買出しをした後、大泉ICから外環に乗り東北道へ。早々に上河内SAにて仮眠。

8/10 早朝から車を走らせひたすら北上。渋滞もなく順調に盛岡ICに到着。今回は明日に岩手山に登る計画だったのだが、どうも今週の後半は天気が悪くなるようで、今日の晴天を生かさなければもったいないという事になり、急遽今日も秋田駒ヶ岳に登る事とし田沢湖方面に車を走らせる。
 8合目は一般車は入れないので8合目行きのバス乗り場である「アルパこまくさ」に車を停めてバスで8合目に移動する。この辺は何度も来ているが夏の8合目は初めてである。珍しく娘が乗り物酔いしてしまい、暫く8合目の避難小屋で休んだ後に歩き出す。
 すぐに鉱山跡を通る旧道を左に分けて登山道は男女岳をぐるりと半周巻く様についている。途中、片倉岳と書いているあたりから田沢湖が見えるようになり、大した急登もなく緩やかな登りを1時間ほどで阿弥陀池畔の一端である平らな木道に出て、あとは木道を僅かで阿弥陀池に着いてしまった。
 阿弥陀池は男岳、男女岳、横岳に囲まれた池で冬は真っ白な雪原となっているのだが、夏はきれいな水を湛えたいかにも高山の雰囲気のある山上湖といった感じで素晴らしい光景である。こんな所に1時間程度の歩きで手軽に来る事が出来てしまうとは秋田駒ヶ岳とは実にいい山だと感心してしまった。池の北側の木道を歩いて阿弥陀池避難小屋へ。ここも冬はケーキの上に乗っかっている白いお家のようだが、いまは普通の避難小屋である。不要な荷物は避難小屋の近くにデポし、良く整備された階段状の登山道がついている男女岳へ登る。
 山頂からは抜群の展望。すぐ側に男岳、女岳、見下ろすと阿弥陀池、浄土平、遠く笊森山や乳頭山も見えるが、残念ながら雲で岩手山は見えない。しばらくのんびりして避難小屋へと戻る。岐路は横岳へと登り、稜線伝いに焼森へ。ここも展望のいい道で大変気持ちいい所だ。焼森から8合目へ下りる登山道を辿って8合目に戻るが、途中でコマクサの群落を見る事が出来た。何とも手軽な素晴らしいハイキングであった。
 バスで「アルパこまくさ」に戻りそこの温泉で入浴後、駐車場でカップめんを食べながら今日の天場を検討するが、下界のキャンプ場よりもとにかく涼しくて虫がいない標高の高い所でということで、網張温泉から三石山への林道の途中にある広場でテントを張る。

森吉山ハイキングに続く


コースタイム
8/10 8合目(11:15)〜男女岳(12:55)〜8合目(14:25)


地形図
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