昨年の成人の日3連休・栗駒山スキーの際に、行きがけに寄った禿岳がなかなか好印象だったので、今年はこの辺を滑ろうと思い鳴子温泉ベースの山スキーを計画しました。
1/9 22:00にJR新宿駅集合。首都高中央環状線に乗り川口線経由で東北道へ。蓮田SAで澤田石車と合流。事前の天気予報では、この3連休は低気圧の通過で大荒れの予報となっていたので、特に低気圧が通過する初日は無理せず仙台近郊の泉ヶ岳で行けるところまで行ってみようということになり国見SAで雨の中、木の陰にテントを張り早々に仮眠とするが、明日はまともに行動できるか不透明だったせいか宴会もそれなりに盛り上がってしまう結果に・・・。
1/10 朝食をSAでとりのんびりと出発。仙台泉ICで東北道を下り泉ヶ岳スキー場に向かう。雨も止み何とか行動可能かと思われたが泉ヶ岳スキー場に着くとすごい風で車を降りるのも躊躇するほどでゲレンデトップまで行くリフトが運休していた。今日は動かす予定はないということだったのでリフトは使わずに下から歩いて行けるところまで行ってみようということになる。
このスキー場は一番左側のゲレンデが今はリフトが撤去されている状態だったのでその切り開きを登っていく。なかなかいい感じで高度を上げていく。旧ゲレンデが終わったところで左手の沢沿いに樹林の中をトラバースして行き、途中から右の尾根に進路を変えて登っていくと兎平の一角に出る。そこから夏道があるらしい緩い尾根筋を忠実に歩いていく。天気もやや回復し、泉ヶ岳山頂が望めるようになる。そのまま歩いて行くとやがてお別れ峠の標識に出る。ここからは「滑降コース」にルートをとり、ちょうど12時になったところで行動を打ち切り滑降に移る。
お別れ峠まではなかなか快適な滑降であったが兎平の平らな斜面は若干の登りも交えてトレースの上を直滑降。旧ゲレンデへの樹林帯はやや木が混んでいて苦労しているメンバーもいたが何とか無事に通過して最後は旧ゲレンデを登った時よりも気温が下がったせいか雪が良くなった気がするもなか状の雪を快適に(?)飛ばして終了となる。
何とか行動できたことにとても満足し、宿に向かう途中、加美のイオンで「飛良泉」などの追加の買い出しをして今宵の宿、東鳴子温泉の「なるみや旅館」へ向かう。ここは実にいい感じの自炊宿である。夕食は澤田石さんの指導の元、御飯を炊いてみんなで作っただまこもち入りの鍋を囲み、浅原さんが作って下さった気の利いた一品料理をつつきながらの「飛良泉」に至福のひとときとなった。
(鳴子温泉ベース山スキー・禿岳に続く)
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