小浅間山ハイキング


2008年3月22日  メンバー:森田(真)、森田(伸)、森田(遥)


 家族で蓼科と軽井沢にそれぞれ1泊して、初日はピラタスロープウエイでスキーをした折、散歩がてら縞枯山荘まで往復し、翌日は軽井沢で小浅間山に登って来ました。

3/29 7時頃自宅を出て中央道を小淵沢ICで下りてピラタスロープウエイへ。坪庭周辺の散策でもしようかと思いわかんも持って行くが、あまりもぐる雪でもないのと、少し位もぐった方が面白い?と遥はつぼ足のまま(板を私が背負う)、我々はスキーにシールを貼り歩きだす。
 山頂駅から坪庭周遊のルートには行かず、ちょっと南下してからトレースのない疎らな樹林の中を東へ向かって登って行く。しばらく登ると小さな尾根を乗越す感じで下りになり、左下に坪庭と雨池峠への道、正面に雨池山などが見えてきたので遥はスキー板を履き、我々はシールを剥がして雨池峠へのトレースに滑り込む。そのまま道沿いに滑って行くと縞枯山荘に到着。早速小屋の中で休憩して薪ストーブの傍らで栗ぜんざいと甘酒をいただく。
 帰りも往路と同じルートで、小さな尾根を乗越すところまではシールとつぼ足で登り、そこからは山頂駅まで一気に滑る事ができた。ここからはゲレンデの滑降となるが、空いている中気持ちよくこれまた一気に下って終了となった。山麓駅で軽く食事をとり、蓼科の今宵の宿に向かう。

3/30 今日は軽井沢へ移動するので、早めにホテルをチェックアウトして国道152号経由で北上する。天気が心配だったが、なんとか持ちそうだったので予定通り小浅間山へ登る事とする。
 峰の茶屋に車を置いて登山カードに記入して出発。積雪はもう少ないのだが、登山道沿いは雪が結構溜まっていてほとんど雪の上を歩く事になる。しばらく歩いて行くと地図に記載さているよりかなり手前で小浅間山の方に分岐している踏み跡があったのでそちらを登って行く。道というより柔らかい火山灰の砂礫の中をステップをきって適当に登って行く感じでなかなか楽しい。まっすぐに登って行くとすぐに山頂近傍まで来てしまった。
 標識によると西峰と東峰があるらしく、まず東峰にいってみたが、丸い砂礫の頂きには山頂標識が立っていた。続いて西峰にいってみるとこちらは特に標識のようなものはなかった。一段低い岩がごつごつしているところで大休止。浅間山が間近で実に素晴らしいがだんだん山頂付近に雲がかかるようになってくる。風も若干出てきたのでツェルトを被ってしばらく休憩していたが、天気が悪くなる前に下山しないとということで適当に切り上げる。
 下りは火山灰の砂礫地は全力疾走で?駆け下るがこれが何ともいえず非常に楽しい!。なぜか私の下る姿に家内と遥は腹を抱えて笑っていたが、2人とも私と同じように楽しそうに駆け下ってくる。普通の道に戻ると時折小雪が舞ってくるが本降りにはならず峰の茶屋へ戻る頃には止んでいた。
 下山後、遥の希望で「白糸の滝」を見に行くが、どうも頭で思い描いていたものとはかなり違っていたようで複雑な表情を浮かべていた・・・。売店でおやきを買って食べるが、これはなかなか好評だった。そのまま白糸ハイランドウエイを旧軽井沢へ下りて今宵の宿に向かう。
 翌朝目覚めると外は一面銀世界。こんなに雪が降るとは思わなかった。旧軽でも散策しようと思っていたがこの天気ではと早々に帰途につく。18号旧道を下って妙義方面に回り、妙義神社に寄ってから下仁田でこんにゃくを食べ、その他寄り道しながらのんびりと帰るが、夕方5時頃には自宅に戻る事が出来た。


 軽井沢はこの時期毎年のように来ていますが、小浅間山に登ったのは今回が初めてでした。山頂からの浅間山の展望が素晴らしく、砂礫の斜面の全力疾走が楽しめるなかなかお勧めのハイキングコースですね。峰の茶屋から見ると形がちょうど離山とよく似ていますが、登ってみると全く趣の違う山でした。初日の縞枯山荘までのスキーを使ったちょっとした散歩も、ただゲレンデを滑るよりもちょっと周囲を散策するだけで人のいない静かな山を楽しめました。私自身、八ヶ岳でシール歩行をしたのはもしかしたら初めてかもしれません。


コースタイム
3/30 峰の茶屋(11:45)―小浅間山(12:50)―峰の茶屋(13:50)

地形図
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