軽井沢 離山 山スキー


2008年2月24日  メンバー:森田L,沢田石,桑原


 今回は先月中止になった、今年ヘリスキーをお休みしているという根子岳に行こうと思っていたのですが、天候不良の為なんと軽井沢の裏山、離山で山スキーをしてきたという前代未聞??の山行です。

2/23 澤田石さんに自宅まで迎えにきていただき、あざみ野駅で桑原さんと合流、246号線から環七経由で練馬から関越道に乗る。天気は良く、星が見えているのだが上信越道を下りて菅平方面に向かうとだんだん雪模様となってきてしまった。降りは次第に激しくなり、峰の原スキー場に着いた頃には吹雪状態であった。とてもテントを張る気にはなれず、偶然、更衣室が仮眠に使えそうだったので利用させていただいた。朝まで人が来る事も無く、快適な一夜を過ごすことが出来た。
 朝になっても天気は変わらず根子岳はあっさりと諦め、ちょっとでも南下すれば天気が良くなるのではと湯ノ丸山に向かうがこちらもだめ。途中、雪で登ることが出来なくなった車が道を塞いでいたり、それを手助けしたりと何だかんだで移動に結構時間がかかってしまう。
 湯ノ丸山も諦めて上信越道あたりまで下りてくると、ようやくなかなかいい天気になってきた。時間的にはこのまま帰ってしまおうかとも思ったが、下界は天気がいいのでどこか良いところが無いか検討したところ軽井沢の離山を思いついた。単なる思い付きだがとりあえず行ってみる事にする。
 首尾良く登山口周辺は一面雪で、これならば山スキーも可能??と早速準備をして出発する。ゲートをすり抜け雪の車道をシールをつけて歩いていく。登るにつれて旧碓井峠や眼下に旧軽井沢などの街の展望が開け何とも気分の良いスノーハイクとなる。遊歩道分岐からもそのまま車道を進み、途中から左の尾根に取り付いてそのまま登るが、樹林が濃くあまり快適ではない。やがて車道終点付近で登山道と合流する。あとは登山道沿いに僅かで離山山頂に到着。
 風も殆どなく、朝の天気では全く想像も出来ないくらい実にのどかな山頂である。浅間山の展望が素晴らしい!!。下りは最初は少しシールのまま下り、樹林間が広くなってからシールをはずして滑降となる。あっという間に車道に出て、そこからは登りのトレースに乗って直滑降。あっという間に登山口であった。  下山後、軽井沢で十割蕎麦を賞味してから軽井沢ICから上信越道に乗り帰途につく。途中、戸隠に行っていた田中車と偶然遭遇したが、まさか我々が離山を滑ってきたとはきっと夢にも思わないでしょう・・・。


 当初思った以上に天気が悪く、全く予定の行動は出来ませんでしたが、こんな機会でもないと離山で山スキーなんて一生出来ないと思いますので(?)ある意味でとても有意義な山行だったと言えるでしょう。フクロウを見かけたり、他の車の手助けをしたり、帰りに食べた蕎麦がとても美味しかったり、何とも言えない不思議な一日でした。こんな酔狂な山行におつき合い下さった方々、ありがとうございました。それにしても根子岳は私にとっては縁がない山ですね・・・。


コースタイム
2/24 離山登山口(13:00)―離山(13:50)―離山登山口(14:30)

地形図
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