平湯周辺・輝山 山スキー


2007年2月10日  メンバー:舘野L,新井,石島,斎藤,佐治,嶋,寺西(孝),徳山,森田、浅原


 

 今回はもともと戸隠大橋からベース方式で乙妻山や佐渡山などを滑ろうという計画だったのですが、希にみる雪不足のため計画変更を余儀なくされて先々週来たばかりの平湯周辺という事になりました。その結果は・・・。

2/9 JR府中本町駅にて22:30に佐治さんと待ち合わせ、国立府中ICから中央道を西へ向かい双葉SAで舘野車と合流。松本ICで長野道を下りて平湯に向かい、先々週と同じ某所でテントを張って仮眠とする。しばらくして関越道経由の新井車も到着。しかしなぜか4人用エスパースのポールが無いらしい・・・。

2/10 今日は日帰りで輝山南尾根を往復する。平湯トンネルを抜け旧道分岐のスペースに車を駐車して出発する。最初は旧道沿いに歩いて行くが、久手川を渡る手前の南尾根の取り付きでGPSがなぜか役立つ(こんな所で役立ててはいけない!)。
 はじめはやや急な樹林の中を登っていくとすぐに尾根上に出て、そこからは適度な斜度の尾根がずっと続いている。心配だった天候も登るにつれて上部の雲がうすくなってきているようだ。途中、石島さんがなぜかシールが滑ってしまい遅れ気味になったので、斎藤さんと私でああでもないこうでもないとフォローしながらのんびり登っていく。途中、すでに山頂に到達した徳山さんが一旦降りて来てくださりフォロー交代。ひと登りで山頂であった。
 残念ながらあまり展望はないが、それでもやはり山頂は気持ちがいい。程なく石島さんも到着し全員集合。いよいよ滑降に移る。上部は雪質もまずまずで皆さん思い思いにシュプールを刻む。徐々にやや重くなってくるものの、勢いをつけて崩していけば充分楽しめる。と思っていると雪だか灌木だかわからないが左スキーをとられて外れてしまい転倒。この時外れたスキーを引きずって滑ったため左膝を捻ってしまった。
 「やってしまった」とは思ったがその後も意外に滑ることが出来たので気にしない事にしたのだが、今度は左方の雪庇状の段差を回避しきれず転落。体にダメージはなかったが右の流れ止めが壊れてしまった。これで左足の踏ん張りが効いていないことをはっきり自覚した。あとは適当に流して問題なく下ったが、車に戻って靴を脱ぐと角度によっては相当痛い。結局、今回の私はこれですべて終わってしまった・・・・。
 今晩はどこかで仮眠の予定であったが、テントがひと張り足りないのでどこか安い宿があればと観光案内所で探してもらったところ、紹介された新平湯温泉の「静山荘」に投宿することとなる。

2/11 足の調子が良くない。他の皆さんに御迷惑をかけて誠に申し訳ないのだが私は山行を諦め、宿で下山を待つこととする。全く何とも情けない話であるが、宿の方がとても親切な方で素泊まりにも関わらず、「食事を一緒にどうか」とお誘いいただき、お言葉に甘えさせていただき充分に休養する事が出来た。

2/12 昼頃から下山口で待ち、下山してきたメンバーと無事に合流。「ひらゆの森」にて入浴後、松本IC近くでまたしてもラーメンを食べて解散、帰途についた。やはりさすがに3連休最終日、小仏トンネル手前はかなり渋滞していた。


 今回は初日に膝を捻挫してしまい自分の不注意と技術不足を痛感する結果となってしまいました。パーティーには御迷惑をおかけして散々な3連休でしたが、たまたま投宿した「静山荘」の方々に非常に親切にしていただき、とても暖かい気持ちになることが出来ました。あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


コースタイム
2/10 駐車地点(9:20)―輝山(11:20)―駐車地点(13:20)
 

地形図
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