吾妻連峰・西大巓山スキー


2007年4月7〜8日  メンバー:森田L,斎藤SL,石橋,田中(美)


 

 2月の輝山での捻挫以来2ヶ月以上山スキーから遠ざかっていましたが、ようやく痛みは残るものの何とか山スキーに復帰できそうな状態になってきましたので温泉付きのリハビリ山行に行ってきました。

4/6 JR秋葉原駅に22:00集合、扇大橋から首都高経由で東北道に入り北上、郡山JCTから磐越道に入り、五百川PAにて仮眠とする。

4/7 朝から申し分ない晴天の中、グランデコスキー場へ向かう。ここで今回、山へは登らずゲレンデで練習する伊地知さんだけ今宵の宿・横向温泉中の湯のすぐ近くの箕輪スキー場へ送り、戻ってから早速ゴンドラに乗り込むが上部のリフトが動き出すのが遅く更に30分近く待つ事になった。
 リフト終点から針葉樹の間を進む。もう既に4月なのですっかり残雪期の様相でラッセルもなく、鼻歌まじりで気持よく登っていく。心配していた左膝も普通に登る分には全く問題なさそうでとりあえずホッとする。今回山スキー2回目の田中さんと、私同様久々の山スキーの石橋さんも一部急斜面でシールが滑って苦労していたがまずまず順調である。一旦少し傾斜が急になったかと思うとひと登りで緩やかになり、そのまま歩いていくと程なく山頂に到着する。
 やや雲があるものの素晴らしい展望である。輝山以来久々の山頂なので妙に嬉しくなってしまう。時間はたっぷりあるのでのんびりしていたいところではあるが、雪が腐らないうちのと滑降準備をして山頂を後にする。
 僅かに登路を滑った後、進路をやや右寄りにとりスキー場の西隣の尾根に入っていく。すぐに無木立の斜面に出るがすぐに終わり後は針葉樹の中を滑っていく。樹林間もそこそこあいていて滑るのには支障がない。むしろ樹林の間をうまくルート取りしながら滑るのが楽しい程度である。滑降に際して膝の痛みは全くなく、下りもこれで一安心である。
 途中やや左に寄っていたルートをトラバースで軌道修正してやや傾斜が増した斜面をどんどん下るとやがて傾斜のない立派なブナ林であるデコ平に出る。左へ進み小沢を2つほど越えるとすぐにスキー場に合流。短いながらも楽しい滑降が終了する。あとはゲレンデをどんどん滑っておしまい。
 下山後、買い出しのために猪苗代方面に向かい、時間が早いので喜多方ラーメンを食べてからスーパーで買い出しをして中の湯に向かう。
 宿について早速ひと風呂浴び、夕食のおでんをつつきながら飲んだり風呂に入ったりして次第に夜は更けていった。

4/8 今日は箕輪スキー場から鉄山を往復して仏沢源頭を滑降しようという軽い計画であったが、積雪量が少なく、本来ならばゲレンデトップから高度を上げずにトラバースしていきたいところを雪をつないで進んでいくとかなり上まで上がってきてしまった。それでもとうとう薮に行く手を阻まれどうしようかと思っていたら下の方に7名程のパーティーが歩いている。やった!とばかりにそのトレースに合流するが、いきなり強い霰が降ってきて一気に戦意喪失、敗退を決定。
 先程のパーティーのトレースをシールを付けたまま戻るが、雪の上を歩いているのと笹の上を歩いているのと同じくらいなのではないかと思われる程?であった。ゲレンデが近くなり、我々のトレースと合流したところでようやく斎藤さんと私はシールを剥がして滑降モードに・・・。
 スキー場に戻りゲレンデで練習していた伊地知さんと合流して帰途につく。途中、岳温泉の岳の湯に寄り二本松ICから東北道へ。渋滞もなく順調に帰宅する事が出来た。


 今回は、何とか捻挫からの復帰の目処がたってホッとしたところです。4月の吾妻連峰は始めてでしたが残雪期の吾妻は手軽でたまにはいいものですね。リハビリ山行にはちょうど良かったです。箕輪山はやはり1ヶ月遅いですね・・・。
 あと、やはりリハビリには温泉です。その点においても、今回は本当に理想的なリハビリ山行であったと思います。つき合って下さった皆様、ありがとうございました。


コースタイム
4/7 グランデコスキー場(9:30)―西大巓(11:15)―グランデコスキー場(13:00)
4/8 箕輪スキー場(?)ー最高到達点(?)ー箕輪スキー場(11:40)

地形図
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