谷川連峰 魚野川・南カドナミ沢


2007年7月1日  メンバー:森田L,斎藤,今井(敏),今井(涼)


 梅雨の最中の晴れ間を見て、谷川連峰の荒沢岳につきあげる南カドナミ沢を登ってきました。

6/30 最後まで天候とのにらめっことなったが、結局新潟の天気予報がいいので南カドナミ沢に決定、所沢ICから関越道に乗り越後湯沢で下りて土樽駅へ。駅舎は虫が多かったので外でテントを張って小宴会の後仮眠とする。

7/1 4時頃雨が降っていたそうだが、朝目覚めると天気はまずまずである。早速遡行準備をして車で南カドナミ沢出合に向かう。入渓してしばらくは妙に藪っぽく、全く閉口する渓相が続く。
 ようやく藪が開けてくると落ち口がややかぶった2m滝となる落ち口の倒木にシュリンゲをかけて強引に登るが、今井(涼)さんはちょっと難しそうだったので右から巻く。次の緩い4m滝は左から、大岩のある3mも左から巻き気味に通過すると倒木が完全に沢を塞いでいる。何となく全体的に倒木等で荒れた感じがある。
 次の7m滝は逆層気味の右壁が登れそうな気もするが左から巻く。小滝と5mの連瀑は二条になった水流の右を登る。続く6m滝はホールドの少ない左壁を登る。この沢の滝は花崗岩質の白い岩に黒色の岩帯が貫入していて縞模様になっているのが面白い。4m二条滝を左から巻き少し進むと二俣となる。
 左俣に入るとこの沢で一番大きい15m滝となる。だいたい3段くらいになっていて左側を灌木混じりに登る。念のためロープ使用。続く4mナメ滝の越えると短いナメとなっている。その先しばらく歩くと右から多段のナメ滝で中俣が出合う。小滝が連続し、4m階段状を過ぎるとスラブ状のA・B・C沢が出合う。雪解け後の岩に土がかぶった感じであまりすっきりはしない。
 その後細くなった沢筋をつめて最後の二俣状を右に入ると正面は一見沢が終わっているように見えたが、右側壁から水が落ちていてそこを越えると沢形が続いている。直登出来ない小滝を右の灌木登りで巻くと浮き石だらけのスラブ状の斜面となり落石を落とさないように慎重に登る。ここも上からロープを降ろす。しかし、その上はとても快適に登れるスラブとなり、フリクションを効かしてどんどん登っていく。見下ろすと関越道がはるか下方に見え実に気持ちがいい。
 このまま稜線に出られれば最高なのだがさすがにそんなに甘くはなく、最後は藪に突入し急な笹藪をしばし藪こぎしてカドナミ尾根の最上部に飛び出す。やせ尾根の岩峰で大休止。景色も良く気持ちのいい場所なのだが、下山の道が見あたらないのが気になる。
 充分に休憩した後いよいよ下山にかかるが、どう見てもここがカドナミ尾根であることは間違いないのでとりあえず尾根沿いに下り始めるが、よく見ると非常に微かであるが踏み跡が続いているのがわかり、五感をフル動員して?それを追う。たまに見失うこともあるが尾根を忠実に下れば問題なく、すぐに踏み跡を発見できる。下部はやや明瞭になりどんどん下っていくと出合の登山道に出た。
 下山後、岩の湯にて入浴後帰途につく。渋滞もなく順調に帰宅することが出来た。


 昨年秋に天候不良で土樽まで行って登れなかった南カドナミ沢を今回は無事に登ってくることが出来ました。上部のスラブはなかなか気持ちいい沢でしたが、何といっても下山のカドナミ尾根が核心だったような感じもしました。踏み跡は薄く、暗くなったらアウトでしょう。でもこの危ない踏み後追いが結構楽しい(?)のです・・・。


コースタイム
7/1 入渓点(7:12)―稜線(11:45)―入渓点(14:30)



遡行図
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