奥多摩 南秋川・小坂志川キットウ谷沢


2007年7月16日  メンバー:森田L,石島,斎藤


 昨年同様、今年の海の日3連休も悪天(しかも台風)のため当初の計画は全て流れてしまいました。ところが3連休最後の16日は台風通過で天候が回復するということなので、台風一過の水量豊富な五日市周辺の沢へ行ってみました。

7/16 9:00にJR武蔵五日市駅集合。小坂志林道へ向かう。途中、湯場ノ沢出合付近で石島さんの車を停めて車1台で林道ゲートまで入る。
 小坂志川本流に入渓すると、とにかく水量が多くてなかなかの迫力。ほとんど水流中にしか足を置く場所がなく、こんなので大丈夫かと心配になる?ほどである。しばらくそんな中を歩いていき、4m程の滝(これも水量の所為かとても立派に見える)を左から越えると左からトウノ木沢が出合い、さらに進むと右からキットウ谷沢が入る。すぐにちょっとしたゴルジュの2m滝を越え、ゆるい2m滝を過ぎるとものすごい迫力の5m滝となる。とても近郊の小さな沢とは思えない!。小滝やナメ滝をいくか越えると右から滝となって支流が入るが、これが増水の所為か滝が2方向に2つに分かれて落ちていてなかなか綺麗な光景だ。その先、3m程の滝を轟々水が流れるなか楽しく登っていく。両岸狭まるところなどはこれまたちょっとした迫力である。さらに進むと二俣となり左へ入る。
 すぐに6m滝となり右側を巻き気味に登る。その先沢は傾斜が急になり、滝をつっぱりで登ったり結構面白い。奥の二俣は右に入るが、いきなり滝の連続で登れるのか不安になるほど?大迫力。 3m程の滝2つは問題なかったが、6m滝は平水では水流沿いに登れるようだが今回は考えられず、滝壺の手前から右の側壁を登って巻く。ここは上部は浮き石が多く要注意。結局今回の核心部となった。さらに登っていくとあっけなく林道が横切り遡行終了となる。あとは林道を右に歩いていけば車を停めた林道ゲートに戻る。
 下山後、一度も行った事のない瀬音の湯に入ろうと思ったが駐車場待ちで大変な混雑のようだったので、いつものつるつる温泉で入浴、食事もすまして帰途につく。


 やはり台風直後の五日市周辺は期待を裏切りません!。小坂志川本流がこんなに立派な川に思えるなんてそれだけで何とも得をした気分です。キットウ谷沢も今回は水量豊富で非常に楽しい沢でした。ただし平水または渇水の頃に行くとまた印象が全然違うのでしょうけれど・・・。


コースタイム
7/16 林道ゲート(9:50)―林道(12:00)―林道ゲート(13:05)
 

遡行図
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