姥ヶ岳 山スキー


2006年5月4日  メンバー:田中家,沢田石家,森田家


 今年の月山キャンプは、昨年同様3家族集まり賑やかなものとなりました。全家族でおこなった姥ヶ岳山スキーと、キャンプ全体の概要です。

5/2 自宅を午後5時頃出発して途中で夕食を済ませてから大泉ICで外環に乗り川口JCTから東北道で北上、上河内SAで仮眠する。

5/3 4:00頃目が覚め、再び北上開始。順調に北上し山形道へ。寒河江SAで朝食を食べ、西川ICで高速を下りていつものスーパーに寄り最後の買い出し。スーパー横のあぜ道でつくしを大量に採取する。
 志津野営場ではいつもの場所は既に他のテントがあったのでもう少し奥にテントを張る。しばらくすると田中家が到着、さらに遅れて沢田石家も到着し無事に全員集合となる。

5/4 今日は全員で姥ヶ岳に登り、その後可能なようだったら金姥のコル経由で石跳川に入ろうという事になった。まずはリフト終点から姥ヶ岳まで子供達が登ることが出来るかが第1関門である。しかし、心配をよそに実際登り出すと何だかんだで全員登頂ということになった。(全くすごいものである。)
 ここからゲレンデ側を少し滑って石跳川へ入るいつものコースか金姥のコル経由か少々迷ったが、田中さんと沢田石さんがザックからロープとペツルの子供用ハーネスを出して準備しているのを見てここまで気合いが入っているのならばこれは行くしかないでしょうと子供連れでは初めての金姥のコル経由に決定。早速金姥との鞍部めがけて滑降開始。
 金姥のピークは巻いて金姥のコルへ向かって滑る。ここまでは子供達も何とか問題無さそうに見える。板を履いたままコルを越えると仙人沢へ下っていかないようにトラバース気味に進み、小さな尾根を1つ乗越す様になるのだが、そのトラバースがちょっと難関である。田中さんと沢田石さんはお子さんをロープでぶら下げるようにして滑ってくる。乗越したところで大休止とし、昼食を食べる。食べ終わると疲れている筈の子供達は沢田石さんと滑り台をして遊んでいる・・・。今年は雪が多く、姥ヶ岳山頂から直接滑り込んでくる人々もいるが、僅かに雪が切れているところで少々苦労しているようだ。
 ここからは湯殿山を正面に石跳のコルまで快適な滑降である。皆それぞれの滑降技術でそれぞれのシュプールを思いのままに描いて滑る。ここは景観も素晴らしく、子供達とこんなところを滑っているのは何とも夢のようでもある。傾斜が緩み石跳のコルに到着。ここからはルートを南にとり石跳川に入るが、あとは緩い傾斜に板を走らせるのみで気楽なものである。左岸の台地に上がり樹林に入ったところで小休止。一気に下りるのはもったいないのでのんびりと休憩して先ほどまでの滑りの余韻に浸る。あとはネイチャーセンターまで一気に下った。

5/5 今日は奥様方が湯殿山目指して出発し、残りはロープを使った怪しい遊具作りやトンネル滑り台などで楽しんだ後、山菜を探しに車で下に降りる。ふきのとうとツクシは採ることが出来たが、タケノコはさすがにまだ早く無理であった。田中家は夕方帰途につき、残り組は山菜の天ぷらと雪上の焚き火と何ともいい雰囲気の雪上キャンドルライトで最後の晩を楽しんだ。

5/6 早々に撤収して今日は姥沢から志津へ降りてくる清水コースを二家族全員で行くこととする。途中大休止して昼食をとったりしながらのんびりとひと滑りした後に志津温泉で入浴し沢田石家とはお別れである。その後いつものルートで米沢へ向かい米沢牛を賞味した後、福島飯坂ICから東北道に乗り南下、渋滞を避けて安達太良SAで仮眠し、翌早朝にがらがらの高速をスムーズに帰宅する。


 とうとう今年は念願だった姥ヶ岳山頂からの家族スキーが出来ました。金姥のコル経由のルートは非常に手軽なツアーコースですが、幼稚園生も含めたメンバーでトレースできたのは感慨ひとしおです。全く子供達の頑張りには驚かされます。さて来年はどこを滑りましょうか・・・。


コースタイム
5/4 月山スキー場(?)―姥ヶ岳(?)―ネイチャーセンター(?)


地形図
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