箕輪山山スキー


2006年12月16日  メンバー:森田L,斎藤,沢田石


 

 例年通り忘年山行ということで(といっても今回はとても少人数ですが)、中の湯に泊まって箕輪山を往復しましたが、例年になく大変な山行になりました・・・。

12/15 21:00頃沢田石さんの車で自宅に寄っていただき、22:00JR秋葉原駅で斎藤さんをひろい首都高を経て東北自動車道を北上するがなんと那須の先で事故のため通行止め。仕方なく早々に上河内SAでテントを張って仮眠となる。早くから仮眠体制に入ったつもりが、やはり寝る時間はいつも一緒に・・・。 

12/16 朝目覚めると通行止めは首尾よく解除されていて順調に北上、ちょうど店が開店する頃に二本松ICに到着、インター横のヨークベニマルで今夜の買い出しをして箕輪スキー場へ向かう。
 スキー場近辺は雪が少なくちょっと不安であったが、箕輪山は一応遠目には白く見える。リフトはAリフトは動いていなかったので、Cリフトの上からゲレンデを歩いて登りAリフト終点付近まで行き箕輪山への斜面に取り付く。ゲレンデを出て歩き出すと、最初のうちは何とか灌木の中を右往左往すればそれほど問題はなかったのだが、次第に灌木に表面にだけ積もっている雪を踏み抜くようになり、体重の軽い?斎藤さんと私は何とか登っていくのだが、沢田石さんは一歩踏み出す毎に踏み抜いているようで傍から見ていても何とも気の毒なくらいである。
 登るにつれてその状態はますますひどくなり、おまけに風邪も強くなってきた。頂上付近で夏道の尾根に合流するあたりで傾斜がなくなるが、こんな状態で水平に進むと帰りも大変な苦労をして歩かなければならないので今日はここまでとしシールを剥がして滑降に移る。とは言っても「滑降」という言葉とはおよそほど遠い状態で、立ち止まるとバランスを崩して灌木の間に落ちそうになったりする。そんな中、沢田石さんは登りの鬱憤を晴らすかのように瞬く間に降りていってしまう。
 せっかくなので何とか少しでも快適に滑る事が出来る斜面を探しながら降りていくが、快適さを追求しすぎた所為か(?)ルートが左に寄りすぎてしまいついに滑降不能の状態になってしまった。強引に右にトラバースしようとしたが見事に灌木の間にはまってしまいもうだめかと思ったが、なんとか脱出して階段登高で登り返す。すでに斎藤さんは登り返しにかかっていて(申し訳ありません・・・)合流して登りに使ったトレースまで戻りゲレンデまで滑り降りた。沢田石さんには相当な時間待たせてしまう事になり御心配おかけしました。
 下山後、横向温泉・中の湯の前にてビーコントレーニングをした後、いつものように温泉・宴会となる。  翌日は目覚めるとなんと雨。朝風呂を心ゆくまでのんびりと浴びて早々に帰途につく。


 今年の箕輪山は雪が少なく本当に苦労しました。苦労するのは毎度の事なのですが、今回は間違えなく今までで最高難度だったと思います。一度で良いから本当に快適に箕輪山を滑ってみたいとも思いますが、まあこれでいいのかなという気もしています。来年の年末もまた登るでしょう(?・・物好きとしか言いようがないか・・・)。やはり中の湯はのんびりできていいですね。


コースタイム
12/16 箕輪スキー場(?)―箕輪山山頂手前(?)―箕輪スキー場(?)


地形図
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