昨日の小川谷集中の翌日は3名で盆堀川流域の沢を2本行きました。
7/15 今日帰る4名と別れた後、明日のみ参加の石島さんを加えて当初、矢沢・熊倉沢に行こうと考えていたが林道を入ってみると両脇から藪が覆い被さっている状態だったためあきらめ、盆堀川の市道沢に変更して石津窪出合手前の林道脇にテントを張る。お二人ともお飲みにならないので私一人でビールなど飲んでいたが、毎度の事ながらなぜか特に会話に違和感が無く?夜が更けていくのが不思議である・・・。
7/16 翌朝はやはりそれほどぱっとしない天気であったが、とりあえずテントを撤収して出発する。千ヶ沢に降りて沢を僅かに下降するとすぐに右岸から市道沢が出合う。全く心細くなる小沢だが、右からガレで埋まっている所を過ぎ、最初の滝である8m滝が現れる。落ち口付近がちょっと嫌らしそうだが巻いてしまうとあとは何もないでは少々 困るので水流右を直登する。落ち口は右の草が生えている所を強引に登る。後続にはロープを出す。
その上はナメ小滝を越えて進むと古い橋の跡がある。その先、両岸が狭まり突っ張りで進む所がありちょっと楽しめる。左岸が植林の林になりさらに進むと2段8m滝となる。これもそれなりにまともな滝である。それを過ぎると藪っぽくなりもう沢は終わりで適当なところで右の斜面を上がっていく。どんどん登っていくと640mの小ピークに出たので小休止。まあこのまま稜線まで登っても仕方がないでしょうと今日はここまでと決め、すぐ南の鞍部から千ヶ沢の支流に下降する。この沢は滝など1つもなくあっという間に林道に出てしまった。
車に戻ると、このまま帰るのも物足りないだろうということで棡葉窪を登ってこようということになる。出合まで車で移動して入渓するが、いざ遡行を開始すると3名なのであっという間に終わってしまった。もう1回行けそうだなどと冗談が出るくらいである。1日何回遡行できるか記録を作ろうという話も・・・。
下山後、いつものようにつるつる温泉で入浴するが、珍しく?(これが本来の姿?)混んでいた。
またしても盆堀川周辺を遡行して来ました。特に棡葉窪は今シーズン2度目・・・。海の日3連休がこんな形で終わってしまうのは何とももったいないのですが、天気が悪くては仕方がありません。それでも最悪の状況でもそれなりに楽しめるこの山域に感謝するべきでしょう・・・。
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