岩木山


2002年8月16日  メンバー 森田(真),森田(伸),森田(遥)(5才)


 今年の夏の家族キャンプ第2弾は、白神山地をメインにと思っていたのですが、いざ行ってみると連日の悪天で殆ど温泉観光旅行と化してしまいました。そんな中、かろうじて晴れた2日間に家族3名で岩木山と白神山地の二ツ森に登ることが出来ました。

 8/10午後に自宅を出発してから、天気予報を見ながらの予定の変更につぐ変更で、初日は蔵王山麓の古瀧湖キャンプ場のバンガロー(なんと無料!)に泊まったものの、あとは悪天の為テントは張らず、宮城県・秋保のかんかね温泉に2泊、青森県・碇ヶ関温泉郷の古遠部温泉に2泊とすっかり温泉旅行気分で観光と海の幸に専念していたが、古遠部温泉2泊目の15日に、明日は晴れるという予報が出たのでようやく当初の予定の一つである岩木山へと向かうことに決定する。

8/16 ようやく待ちに待った晴天になりそうだ。雲は多めであったが、午後からの方が天気がよくなるとの予報なので高速は使わずにのんびりと国道7号をまずは弘前方面に向かう。
 弘前からはりんご畑の中の気持ちのいい道を岩木山へ向かう。下界は晴れているのだが、岩木山の上半分は依然として雲の中で少々心配ではある。岩木山スカイラインを登り始めると間も無く雲の中に突入してしまったが、8号目近くなると雲の上に出た様で視界が開けてきてほっとする。
 8号目駐車場からはリフトを使って9号目へ。娘の遥もリフトに乗るので大喜びである。終点でリフトを降りると山頂はもう目の前である。少し下ってからの最初の登りはちょっとした岩の急斜面で、身長の小さい遥にとってはさながら岩登りの様であるが、むしろそれが楽しいらしくどんどん登っていく。一旦傾斜が緩んだところに売店があったのは少々驚いた。さらにひと登りで待望の岩木山山頂である。全く大人と同じペースで一気に登って来てしまった。  やや雲が多いものの展望は素晴らしく、青森方面と白神方向の海が遠望出来る。残念ながら八甲田山や白神山地は雲の中であった。山頂はさすがに短時間で登れるだけあって人が多い。(日本百名山であることも原因か?)ハイカーに混ざって一般観光客らしい出立ちの人々も見かける。
 さて残念ながらビールは持ってこなかったが、麦茶と行動食をたべてのんびりと休憩してから下山にかかる。下りは歩いて駐車場まで降りようかとも思ったが、結局3名全員リフトをつかって8合目に戻った。

 下山後は次の目的地白神山地へ移動する。幕営はいろいろ考えた結果、弘西林道の某所でテントを張った。楽しみにしていたたきびは残念ながら出来なかったが、たくさんの花火で楽しい夜となった。(二ツ森へ続く)


コースタイム
リフト終点(10:15)―岩木山(10:45〜11:30)―リフト終点(12:03)


地形図
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