半スプリットシール(Xシール)の改良2 〜ファットスキー用を作る〜
  

 昨シーズン、62mm幅の細いシールで製作した半スプリットシールを幅の広いファットスキーに使える様に改良して使ってみましたが、さすがにシールの面積が少なすぎるのか大変滑り苦労する事が多々ありました。やはりトップ幅120mm程度の板と140mmもあるファットスキーとは同じシールでというわけにはいかないようです。そこで、ファットスキーで共用できる太めの半スプリットシールを作ってみました。

 製作に使用したシールはポモカのナイロンシール・Free 140mm幅のものです。ファットスキーはセンター幅が100mm前後のものが多いのでまず全体の幅を100mmに切断し(最初から100mm幅のシールを買えば良いのですが・・・)、その後今までと同様に前後を縦に半分に切断して前後に固定用の金具等を取付けます。固定方法は元のポモカFreeの金具とストラップをそのまま使い、テールフィックスとしました。トップの金具、テールの固定用ストラップとシールとの接続にはPPクラフトシート(0.75mm厚)で写真の様なプレートを作り、シール・金具ともにハトメで固定しました。


 もともと、細い62mmのシールを最近の太くなった板に再利用するのが製作当初の半スプリットシールの目的だったので、今回は新しいシールを最初から切って作ったので本末転倒の感がないでもありませんが・・・。しかしながら、スプリットシールの本来の目的である汎用性と、重量、収納性なども含めてを考えると新しいシールから作っても充分に意味のあるものだと思います。

(2014年1月記)


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