EPIアルパインストーブの改良
EPIアルパインストーブは、重心が低いので大きな鍋がかけやすく、ガスカートリッジが本体と離れているので、寒いときに暖めやすいなど多くのメリットを持っていますが、ゴトク兼脚の金属部分が熱くなり、消火直後のイグナイターでの再点火などの時に火傷する恐れがありました。また、冬季に野外で使っているとガスカートリッジにねじ込む金属部分が低温になって雪が付着するなど実際に使用してみるといくつか不都合も発見しました。
そこで、写真のように脚に電気配線用の耐熱チューブを被せ、カートリッジへのねじ込み部分には薄いゴム板を接着しました。このようなちょっとした工夫を施したところ、前述の不都合はほぼ解消しました。
後日談:最近発売されたAPSA-。ストーブは、イグナイターのスイッチが本体と離れてカートリッジにねじ込む部分の上に装着され、その上その部分をプラスティックのカバーが被っているという上記の不都合を補うものとなってしまいました・・・。
(2000年7月記)