エスパース・マキシムの冬用フライシート


 ヘリテイジ製のテント、「エスパース・マキシム」にはフライシートがテント本体に固定する「マキシムフライ」とペグで固定する「スーパーフライ」の2種類あります。「スーパーフライ」はフラーシート末端をペグで固定するのでフライシートの大きさが本体より一回り大きく、設営は面倒ですが防水性が良く荷物をフライの下に置く事が出来るなどの利点があります。
 ただ、このフライシートにはベンチレーターが無く、通気性の無い防水生地なので特に冬季の使用では降雪でテントが埋まってしまった時などはコンロを使用する時に換気に注意する必要があります。まあ普通はテントが埋まった時は除雪しますし、必要以上に神経質になる事はないと思いますが、朝起きてコンロを点ける時に除雪に出るのは面倒な時もあります。そんな時の為に「スーパーフライ」にベンチレーターを付けてみました。
 適当な大きさのスタッフバックの底を切り取り、フライに穴を明けて縫い付けただけの簡単なものですが、機能としては充分だと思います。位置は本体のベンチレーターと合わせてあるので、テントの中から手で雪を払えばとりあえず換気穴を確保する事が出来ます。積雪期の幕営の際に活用していこうと思います。

(2011年2月記)

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