Dynafit Zzero4C-TFのソール修理
昨シーズン(2023年)、3月の神奈山の山行後に兼用靴を洗ってしまおうとしたところ、ソールの土踏まずの部分の素材が劣化でぼろぼろになっていることに気づきました。
実はその前のシーズンからなにやら変色具合が怪しいと思っていましたが、とうとう剥がれ落ちるまでになってしまいそのまま使用するのも躊躇われるので修理することにしました。
もともとこの兼用靴は2014年購入で普通に考えるととっくに買い替えた方がいい時期と思われるものですが、シェルの素材が従来のポリウレタンと異なり医療用などにも使われているPebaxという素材を使っていて耐用年数に期待が持てると思っていたものなのでブーツ自体の強度に関係ない部分のこの程度の劣化ならまだまだ修理して使用できると判断しました。
どのように修理するかいろいろ考えましたが、無難に靴底修理用のゴムシートと充填式の補修剤を使いました。どちらも本来靴底修理に使うものなので安心です。
2mm厚と6mm厚の修理用素材で写真のようなパーツを作りブーツ底面とソールに接着し隙間を充填式接着剤で埋めて完成。
早速、2/10の尼ヶ禿山の山行で使ってみましたが全く問題なく使用できました。これでまだまだ当分使えるものと期待しています。
注)古いプラスチック製品は経年劣化していますので、このような修理は基本的にはお勧めできません。耐用年数を過ぎた古い製品を使用するのは大変危険です。
(2024年2月記)