デジタルカメラ LUMIX DMC-LX100 購入
 
   〜自動開閉キャップと保護フィルターの併用〜


 山行中に使うデジタルカメラに新たにPanasonicのLUMIX DMC-LX100を購入しました。山用のカメラを購入するのは実に久しぶりです。
 このカメラは2014年発売の少々古いカメラですが、実は発売当時からちょっと注目していました。長年使っているNikon COOLPIX8400とコンセプトが大変似ていて、大型撮像素子(4/3型MOSセンサー)、広角端24mmの標準ズーム、EVF搭載などまさに私が必要としているスペックが揃っていて次に山用コンデジを購入するとしたらこれかと考えていました。
 COOLPIX8400は2004年発売の既に16年も前のカメラなので、画素数は8Mピクセルと今時考えられないほど低いスペックですが、写真の画質は今でも全く不満はなくまだまだ山用のカメラとして現役で使っていくつもりです。しかし動画はさすがに性能的に厳しく、山スキーの時はせめてFull HDで撮れるものがあればと思っていた矢先、たまたまヤフオクで以前から注目していたDMC-LX100が目に止まり落札してしまいました・・・
 このカメラはすでに生産終了で後継機のDC-LX100M2もでていますが、画素数は12Mピクセルと現行の機種と比べると少ないものの4K動画も撮れ画質も充分素晴らしく、私にとっては必要十分なスペックです。


●自動開閉キャップと保護フィルターの併用

 LX100には3枚の羽根が開閉する自動開閉キャップがオプションであるのですが、これがレンズの前に保護フィルターをつけるとフィルターの厚さ分突出する部分に3枚の羽根が当たって中途半端に開いた状態になってしまい締まらないというなんとも締まらないことになってしまいます。そこで、普通に市販されている薄枠のフィルターを購入して前面を羽根が当たらなくなるまで削ってしまえばいいのでは?と考え早速実行してみました。加工したフィルターは壊れてもいいように下記の安価な製品で試しました。
 ZEROPORT JAPAN レンズ保護フィルター マルチコート MC-UV 43mm

 加工方法は特に難しいことはなく、平らな台に#240の耐水ペーパーを置き、その上にフィルターを下向きに置いてこすりフィルター枠の上面を切削していきます。この際、片減りしないで均等に削れるように定期的に90°回転させました。
 加工前はレンズ前面からの突出がノギス実測で3.15mmありましたが、2.05mmまで1mmほど削ると蓋が閉まるようになりました。切削後軽く面取りして洗浄し完成。右上の蓋が閉まっている写真はこのようにして加工した保護フィルターを装着して撮影したものです。
 こんな簡単な加工で保護フィルターが使えるようになりました。LX100をお持ちで自動開閉キャップと保護フィルターの併用を諦めている方は是非お試しください。 (2020年4月記)






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