銀座山の会 山スキー50ルート  No.3
月山〜清川行人小屋 山スキー

2009年5月9日〜10日  メンバー:森田CL,舘野SL,斎藤,田中(美),徳山

5/8 JR秋葉原駅に21:30集合。扇大橋から中央環状線〜川口線経由で東北道へ。順調に北上し、山形道に入って最初の古関PAにて仮眠。ここは実に仮眠に適したPAである!

5/9 早朝出発し山形道を月山ICへ。4日前にいた月山へまたやって来る。スキー場駐車場で準備をして出発。リフトを降り、月山に向けて歩き出す。
 金姥の先までトラバースしながら進む(舘野さんのみ尾根通しに行く)。尾根に出ると鳥海山が姿を現す。ここからはひと登りで鍛冶小屋直下まで行くが、最後は雪が切れて板を担ぎ月山山頂へ。
 天好はすこぶるよく、展望も素晴らしい。朝日連峰、吾妻連邦、蔵王、葉山、鳥海山、そして日本海ともう言う事がない。さて待望の大雪城の滑降であるが、最初は緩斜面を南に向かってだらだらと滑る。傾斜は緩いが辺りは広い雪面が延々と広がり、素晴らしい気分にさせてくれる。
 今回、下りは夏道がある尾根沿いにルートをとったので、途中一旦雪渓が切れかかる所があったが、すぐにまた広い斜面の上に出る。ここが実に気分がよく、眼下に清川行人小屋が見える。風もなくしばしのんびりと休憩。まだ昼前なので時間はあまりにもたっぷりある。昼寝をしている方も?。滑降に移ると途中いくつか亀裂があるが、それらを避けながらも快適かつあっという間に降りてきてしまった。
 あとは推進滑降も交えて清川行人小屋に到着。桜はさすがにまだ咲いていないが、小屋の周りだけ雪がなく、たくさんのカタクリが我々を迎えてくた。小屋の中は広く、薪ストーブもあり全く申し分ない。おまけにまだこんな季節なのに小屋の脇の水場にはちょろちょろだが水が流れている。本当に何とも素晴らしい所である。
 あまりに気分がいいので小屋の庭先で早速宴会となる。日だまりの下、「銀嶺月山」が実に美味しい!。山スキーでこんなにのどかな時間を過ごしたのはかつて記憶にないくらいだ。珍しく舘野さんが早くから上機嫌である。なんだかんだで飲み続け、4時頃から何となく夕食作りに移行。夕方、地元の西川山岳会の方が2名来られる。
 小屋の中は薪ストーブの調子が悪いが暖かく快適そのもの。西川山岳会の方にギョウジャニンニクをたくさんいただき、その油炒めと夕食のスープパスタでもう幸福感の絶頂となる。昼から飲み続けていたので19時過ぎには健康的に?全員就寝。
 夜中に風が強くなり、目覚めたついでに外に立てかけたスキー板が心配で外に出てみると、ちょうど満月に照らされた雪景色が実に美しく、酔いも手伝いなにやら夢の中にでも居るかのような幻想の世界をしばし彷徨った気分であった。

5/10 風はやや強いが今日も晴天で明ける。うどんの朝食を食べ、部屋を清掃しお世話になった清川行人小屋を出発。
 月山への登り返しは昨日滑降した尾根の右を回り込むように沢沿いに登る。こちらは雪が切れる心配など全くなく、雪一色の実に広い斜面である。沢筋をまっすぐ登ると山頂まで行ってしまうので、適当に左の尾根に上がり反対の側の西俣沢へ雪のつながっている所を探す。稜線上はさすがに風が強い。
 すぐ先に良い場所を発見し、板を脱いで僅かにハイマツの上を歩き反対側の雪渓に移る事に成功!。と思ったのだが、いざ下りだすと想定していた雪渓よりも1本下の雪渓である事がわかり(実はあまりにもあっさりとこちら側の雪渓に移る事が出来たのでうすうす気付いてはいたのだが・・・)、このまま下ると下部は険悪そうな感じだったので再び辺りを観察すると、ちょうどうまい具合に露岩帯を伝って隣の雪渓に移れそうな所があり移動を敢行する。
 薮漕ぎと言う程の事もなく(と思ったのは私だけか?・・・)無事に再び雪の上に戻る事が出来た。灌木のうるさい中を少し歩いて下りると広い斜面に出る。あとは西俣沢に向かって自由に滑る。最後は右へトラバースして沢底へ下りるとちょうど月山スキー場の西俣沢の柵の上に出た。まだ時間は10時前なのでのんびりと休憩をとった後、姥ヶ岳に向かって最後の登りとなる。
 姥ヶ岳は先週よりも大分雪が減って山頂の木道がほとんど出ている。ここからの下りはゲレンデ沿いに少し下ってから右の急傾斜の沢に入り石跳川へ下るルートをとる。ここは2度滑っているが、今回は雪の状態も良く、実に快適に石跳川まで降りてくる事が出来た。あとは石跳川沿いにのんびりと下るのみ。いつものブナの疎林で休憩をとり、石跳川沿いは途中2カ所程板を脱いだが、新緑の中を気持よく流してのフィナーレとなった。
 下山後、単身バスで車を回収に行き、志津温泉「つたや」で入浴して帰途についた。

コースタイム
5/9 月山スキー場(8:25)〜月山(10:30)〜清川行人小屋(12:30)
5/10 清川行人小屋(7:00)〜西俣沢側雪渓(8:30)〜姥ヶ岳(10:30)〜ネイチャーセンター(11:20)


地形図
写真


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