銀座山の会 沢登り50ルート  No.47
丹沢 世附川・沖ビリ沢(下降)〜水ノ木沢

2003年6月8日   メンバー:佐治,森田

6/8 6:00頃新百合ヶ丘駅で佐治さんと待ち合わせる。9時頃には順調に山伏峠へと到着する。 トンネルを出たところの山中湖高原ホテル跡付近には何台もの車が駐車してあった(いったいここから何処へ行くのだろう?)。我々もここに駐車して出発。
 まずは登山道を大棚ノ頭目指して登る。途中分岐が多く、帰りに間違えないように確認しながら歩く。登山道はピークは巻いていて、大した登りもなく東海自然歩道に合流する。ここからひと登りで水ノ木分岐である。尾根伝いに西丸へと向かう道は思いの外しっかりしていて、結構歩かれているのではないかと思われる。西丸との鞍部あたりで小さな木の標識があり、直進は西丸、左は沖ビリ沢となっている。尾根づたいも踏み跡が続いていたが、我々は沖ビリ沢に向けて下降を開始する。
 やや急なザレた斜面を下っていくと、すぐに沢形がはっきりしてどんどん下っていく。左から本流らしい沢を合わせるとナメが現れる。歩きやすく、なかなか美しい。「これはひろいものだ!」とおもいながら下って行くが、なんとこのナメがずっと続いている。現れるナメ滝も全て美しく、下降にも問題ない。「ひろいもの」どころかこちらがメインなのではないかと思えるほど素晴らしいものであった。
 やがてナメも終わりゴーロとなった沢をしばらく歩くと右に赤テープがある。これは西丸からおりてくる踏み跡のものだろうか?。左から大きな支流を合わせて少し進むと綺麗な5m幅広ナメ滝がある。さらに下るとまた赤テープがあり、左の踏み跡を上がっていくと林道であった。あとは水ノ木沢入渓点まで林道を歩く。途中、金山沢には真新しい巨大な堰堤が4つほど立て続けに建設されていて、何でこんなに堰堤が必要なのか全く持って理解に苦しむ。一般の人の目に触れないところで何をやっているのかわかったものではない。
 菰釣橋の手前の分岐を左に曲がり、水ノ木沢へ向かう。林道がヘアピンカーブ沢から離れるところで入渓。しばらくは何となく暗いイメージの沢を30分ほど歩くと梅ノ木沢との二俣となる。と思ったのだが、実はこれは梅ノ木沢手前の支沢で、右に行くのが正しいのだが、何を血迷ったか私は勝手に梅ノ木沢との二俣だと確信し、何の疑問もなく左に入ってしまった。地図か遡行図どちらかをきちんと見ていれば絶対に起こらないミスなのだが・・・。
 左に入ってからは何となく遡行図を見ながら歩いていくと、最初のうちはそれらしい分岐やそれらしい滝があり、何となくどんどん進んでいくうちにどうもおかしいということになった。ただ、この時点では沢の方向が本流と平行していたので、間違えと断定せずに(内心、佐治さんも私も違うとはわかっていたのだが・・・)まあ登ればわかるだろうとどんどんつめていったところ、案の定、水ノ木沢右岸の1192mピークから派生する尾根上に出る。おまけに私は藪漕ぎ中に地形図と遡行図を落としてしまうというていたらく。まあここまで来たら仕方がないので今後のルートを佐治さんの地形図を見ながら検討すると、反対側の沢を下降するとすぐに水ノ木沢に戻れることが判明。早速どんどん下っていくと、なんと偶然にもちょうど100mのナメの真ん中に合流した。不幸中の幸いとはこういう事を言うのだろうか?。
 せっかく良いところで戻れたので荷物を置いてナメの始まりである10m滝まで下る。ここのナメは沖ビリ沢のものとは感じが異なり平らなナメ床ではないが、水量豊富で幅が広くなかなかいい感じである。先程合流した少し先でナメは終わっていて、3段10m滝がある。その先はナメが少し現れる程度で、ルート間違えで時間が遅くなっていてので菰釣山には行かずルートを左にとって最短で稜線に上がれる沢をつめた。登山道に出たところでようやくビールで乾杯。なんとか明るいうちに車に戻れそうなので一安心。
 下山の東海自然歩道も広葉樹林の中の気持ちの良い登山道だが、さすがにやや疲れが出た。山伏峠に戻ると、何台も駐車していた車が、我々以外1台もなくなっていた。

コースタイム
山伏峠(8:10)〜水ノ木分岐(8:40)〜菰釣橋(10:40)〜水ノ木沢入渓点(11:07)〜登山道(14:25)〜山伏峠(16:43)

遡行図


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