銀座山の会 沢登り50ルート No.18 |
栗子山塊 摺上川・叶道沢 2012年10月7日〜8日 メンバー:森田L,石島、澤田石、早田 ![]() 10/7 今日は時間に余裕があるのでゆっくり出発し、途中「滑津大滝」を見物してから入渓点である林道へ向かう。七ヶ宿スキー場の入り口から林道を進むが、途中からやや荒れた感じとなり適当なところで車を停めて歩き出す。 10分ほど林道を歩いたのち、クロノ沢と思われる沢を下降開始。少し下るとナメの沢となり、いったんナメの沢になるとほぼすべてがナメ床という何とも言い難い渓相となる。全く素晴らしの一言だ。ちょっとしたナメ滝があったが右岸を灌木伝いに簡単に下りる。右から支沢を合わせるあたりは幅も広がりもう本当に言うことがないくらい素晴らしきナメ1色の世界となる。このあたりは巨大に成長したつる性の木が頻繁にありちょっと目を引く。鼻歌交じりに下りていくとあっけなく本流と合流。出会いには誠に素晴らしい幕営地がありここを本日の泊り場と決めてテントを張ってさらに下流へ散策に出かける。 ![]() 10/8 朝食をとってのんびりと出発する。今日もナメしかない沢床をのんびり歩くだけなので何とも気楽なものである。クロノ沢同様素晴らしいナメが続く地神沢を歩いて行く。かなり川幅が広いところもあり、昨日以上にナメのひたひた歩きを満喫する。上流に行くに従い大変魚影が濃くなり、イワナと戯れながら気分よく歩いて行く。澤田石さんがイワナの手づかみを試みるがあっさりと成功。もちろんすぐにリリース。途中1か所幅広で少々妙な形の滝があるが全く問題なく通過しさらに進むと、ほんの小さな釜にイワナが10匹以上はいるのでは?と思われるところもあり、大変嬉しい気分になる。 ![]() 下山後、温泉を探しながら走るが国見ICまでなかったので4号線に出て南下し、伊達にあった「カッパ王国」にて入浴するが、そこの駐車場ではなんと地表での最高値4.85μSv/h(澤田石さんの線量計では6.82μSv/h)という高い線量を測定した。原発による汚染は現地では全く終結していません。入浴後、福島飯坂ICから東北道に乗り帰途についた。 コースタイム 10/7 駐車地点(9:50)〜下降地点(10:00)〜クロノ沢出合(11:30)〜ユノムラ沢出合(12:15)〜クロノ沢出合(12:50) 10/8 クロノ沢出合(7:55)〜490m二俣(8:45)〜林道(9:40)〜駐車地点(10:10) 遡行図 |
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