奥多摩 南秋川・矢沢軍刀利沢
2007年4月21日 メンバー：森田、斎藤
4/21 7:30JR三鷹駅集合で五日市に向かう。矢沢林道をしばらく走り、軍刀利沢出合の少し先で車を停める。遡行準備して入渓。
いきなり小ゴルジュをへつり気味に進む。気温は暖かく、少し歩いていると汗ばむほどで、4月の沢とは思えない快適さである。3mナメ滝・２条4mの連瀑は右から巻き、しばらく進むと8mナメ滝で突然大所帯のパーティーに追い付く。面倒なので右から巻いてしまい一気に追い抜いてしまう。
その先、10m滝の巻きで2名パーティーに合うが、次の5ｍナメ滝でこれも先に行かせていただく。続く5m滝は水線沿いは濡れそうなので左から巻くが、草付きが不安定で意外に悪い。結局、その先は人と会うことはなかったが、この時期に2パーティーも遭遇するとはこの沢も人気があるということか？。
きれいな３mナメ滝を越し、次の5m滝は水流右を登る。残置ハーケンあり。瀞を左から巻き、4m滝は水流右を快適に登ると10m滝となり右から巻く。あとは源頭の様相となりどんどん登って行くと、ほんの僅かであるがなんと残雪が・・・。
最後の最後の二俣はまだ厚い落ち葉におおわれていたが、そのなかからかたくりの花がいくつも顔を出しちょっとした群落を作っていた。稜線まではあとほんの僅かであるが、上に出て桜を見ながら昼食とするか、ここでかたくりの群落の中で昼食とするか迷ったが、誰もいない静かなこの場所で休むことにする。
お湯を沸かしカップめんとドリップコーヒーを入れてちょっといい気分になる。落ち葉がふかふかで横になると気持ちがいい。先程抜かしてきたパーティーも一向に上がってくる気配がなく、この小さな幸せ？の空間を独占することが出来た。
大休止後、二俣は右を登ったが、5分ほどで登りついたところは三国山の山頂であった。いきなり団体が宴会をしているベンチの目の前に飛び出す。先ほどまでの静けさから一気に喧騒の世界へ・・・。肝心の桜は遅いのだか早いのだかとにかく今ひとつ。これならばかたくりの群落を見ながら休憩して本当に良かった！とつくづく思ってしまう・・・。
下山は生藤山を越えて仕事道を矢沢林道へ戻るが、その分岐が思ったよりも遠かったので少々不安になって探してしまったが、しっかりした道で全く問題なく車まで戻ることが出来た。
コースタイム
4/21 駐車地点(9:50)〜生藤山(13:05)〜駐車地点(？)
地形図
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