ANCHOR RA5 EX Wのフラットバー化
　


　家内用に小柄な女性でも乗れる軽い多用途なフラットバーロードを作ろうと思い、ヤフオクでシートチューブ長が380mmの女性専用ロードバイク ANCHOR RA5 EX Wの2008年モデルを入手しました。レストアベースの現状品でいいと思っていたのですが、たまたまロードバイク買取販売専門店のビチアモーレが出品したものを落札したので大変きれいで整備されたものが手に入りました。
　このまま普通に乗ることが出来るものをいきなり改造とは勿体ないですが・・・。

●フラットバー化

　まずフラットバーハンドルは軽量化を考えるとカーボンという事になりますが強度を考えてアルミで軽量なKCNCのRAMPANT FLAT 600mmを540mmに切断して使用しました。もともとSORA仕様だったのでブレーキレバーはSORAのBL-R3000、シフターもSORAのフラットバーロード用としましたが、現行の3000シリーズはフロントのみ3400と互換性がないという事なのでひとつ前のSL-3500をヤフオクで手に入れて使用しました。





●スプロケット・リアディレイラー交換

　入手時はフロント50-34T、リア11-25Tでしたが、坂を楽に登れるようにフロントはそのままでスプロケットを11-36Tに交換。リアディレイラーはSORAのRD-R3000-GSでも36Tならなんとかなりそうですが今後さらにワイドレシオ化して11-40Tへの交換も視野に入れてMTB用のDEORE RD-592SGSに交換しました。




●タイヤ交換

　タイヤは新品のパナレーサー クローザープラス700x23Cが付いていましたが、安定性を重視してもう少し太い同じクローザープラスの700x28Cに交換。クローザープラスは軽量で23Cから28Cに替えても重量は30ｇ（前後で60ｇ）の増加で済みます。


●分解・組立・調整

　ハンドルの取り外しはスレッドステムと違いハンドルからパーツを外す必要がないので簡単におこなえました。ワイヤー類はシフトワイヤーはそのまま流用出来ましたがブレーキワイヤーはレバーに取付ける部分の形状が違うので新しいものと交換しました。スプロケット、リアディレイラーの交換も特に問題なく、チエーンは長さが足りないので交換しました。 調整は今回は全てスペックの範囲内での交換なのでマニュアル通り問題なくおこなえました。
　重量は写真の状態で9.065kgとなりました。

・フラットバー化後の使用パーツ
　
　フロントディレイラー　　SHIMANO SORA FD-3400B
　リアディレイラー　　SHIMANO DEORE RD-M592-SGS
　シフトレバー　　SHIMANO SORA SL-3500 SORA
　ギヤクランク　　SHIMANO SORA FC-3450　50-34T
　スプロケット　　SHIMANO CS-HG400-9 9S 11-36T
　ペダル　　aceoffix PD-015
　サドル　　fizik ARIONE
　ハンドル　　KCNC RAMPANT FLAT
　ブレーキ　　SHIMANO SORA BR-3400
　ブレーキレバー　　SHIMANO SORA BL-R3000
　ホイール　　SHIMANO WH-R500
　タイヤ　　Panaracer CLOSER PLUS　700x28c




フラットバー化したANCHOR RA5 EX W

（2022年12月記）