上越 タカマタギ

2019年2月24日  メンバー:森田(真),森田(伸)

 日曜日は日本全国晴天が確実だったので山スキーでもと思っていましたが、急遽家内と上越のタカマタギに行く事になりました

2/23 17時頃自宅を出発して鶴ヶ島ICから関越道に乗り土樽PAにて仮眠。

2/24 湯沢ICで関越道を下りて土樽へ向かい、毛渡橋脇の平標登山口は車が一杯で駐車出来ず橋を渡った先で車を停めて出発。
 登山口からまずは林道を歩く。毛渡沢左岸の林道を分けしばらく進むと登る尾根の取付きとなる。既に先行者のトレースがしっかりあり、しかも雪は締まっていてさながら残雪期のようである。これならラッセルはなさそうだと安堵しているとすぐに後ろから8名パーティーが抜いて行った。これでトレースはさらに万全・・・
 杉林を抜けると送電線の鉄塔がありトレースを追って登って行く。しばらく緩やかな尾根が続くが傾斜が増して来ると目指す稜線は近い。小さな雪庇を乗り越えて稜線に出る。
 あとは左に雪庇を見ながらただただ高度を上げるだけだが、次第に辺りは立派なブナ林となりなかなか気分がいい。最後の急登にさしかかると家内が足がつりだしたようで、必要なものは私のザックに移して荷物をデポする。棒立山が近づくと木々に霧氷が着き美しい。 最後は短い無木立の斜面を登ると棒立山山頂である。
 展望は実に素晴らしく、谷川連峰から上越国境の山まで全て見渡せ、海岸線はちょっと確認出来ないが日本海までの大展望である。この展望に満足したのか家内はまた足も攣りそうなのでここまでにするという事で、一旦無木立斜面を下った所まで戻りツェルトを出して休憩していてもらい、私は単身タカマタギを往復して来る。25分程でタカマタギ山頂に到着。展望は棒立山とあまり変わらないがやはり気分はいい!。写真を撮って早々に来た道を戻る。家内と合流してデポ地点に戻りカップ麺の昼食をとり下山にかかる。
 稜線沿いは展望を楽しみながら快適に下りて行くが、支尾根に入ると雪がだんだん腐リ気味になり油断していると膝上まで潜ってしまう事もしばしばだが特に問題はない。順調に歩いて行き尾根末端から林道を辿り毛渡橋に戻って終了となる。
 下山後、岩の湯にてひと風呂浴びて国道17号を南下し一般道で帰途につく。


 日白山や東谷山は山スキーで登っていたものの、タカマタギは山スキーの対象にはならないので実はよく知らない山でしたが、山頂からの展望は素晴らしくいい1日になりました。ラッセルがあればとても登頂は無理だと思っていましたが大勢の入山者がいたのと2月というのに残雪期のような様相で楽に登ることが出来ました。しかしながらこの雪の状態では今年はいつまで山スキーが出来るのか心配になりますが・・・


コースタイム
2/24 毛渡橋(7:24)〜棒立山(11:34)〜タカマタギ(11:34)〜毛渡橋(15:20)

地形図
写真

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