上信国境 桟敷山

2019年2月10日  メンバー:森田(L),佐治、澤田石

 今年の2月3連休は上越方面を考えていましたが、強い寒気で悪天が予想されるので佐治さんの別荘を使わせていただき上信方面へ変更となりました。

2/9 土曜日は全国的に天気が悪いので昼に集合して軽井沢に向かう。いつものスーパーで買い出をして佐治さんの軽井沢邸へ。まだ明るいうちからの長い宴会となり、酔いに任せてとりあえず明日は桟敷山にスキーで登ってみようという事になったが果たして行けるのか?

2/10 軽く朝食を食べて出発。国道18号線から浅間サンラインに入り湯の丸方面に向かうが、雲が低く山々は全く見えない。地蔵峠に登って行く車道は途中からチエーンを付けている車が多く暫し滞る事もあったが無事に地蔵峠を越え少し下った所の桟敷山登山口の林道入口に車を停めて出発。
 林道をわずかに進むと桟敷山登山口があり、そこにある看板を見ると山頂に至るルートは2つあって地形図には無い小桟敷山との鞍部から登るルートが山スキーには良さそうに見えたのでそちらのルートをとる。ところが、まだその鞍部までも達しないうちに全くスキーでの登高は不可能になり、あとはスキーをデポしてつぼ足でひたすら登る事になる。
 鞍部までは岩が出ている狭い登山道で、鞍部からはしばらくは緩やかであったが徐々に急傾斜の登りが出て来ておまけに雪を踏み抜いて潜る状態となり少々難儀するが、 黙々と登って行くとようやく傾斜が緩み山頂の一角である平な所に出る。ここは誠に気持ちのいい所だがとりあえず山頂に行ってこようと体重を軽くするため荷物をデポしてさらに進む。
 ザックが無いせいかそおっと歩くと潜らない所が増えた気がするがダメな所は相変わらずずぼずぼ潜り手足を使って四つ足歩行などしながらようやく山頂に到着する。石の祠があるひっそりとした山頂で写真を撮ってデポ地点まで戻り大休止。ここは山麓からも見えていたが霧氷が実に美しい!。となりの角間山もいつ行っても素晴らしい霧氷に出会えたが、ここの霧氷も全く負けていない。暫し行動食を食べながらのんびり過ごす。
 下りはよくこんな所登って来たなというようなところもあるがトレースがあるので早い。あっという間にスキーデポ地点に戻ってくる。少しシールのまま下り、小桟敷山分岐で私はシールを剥がす。雪は軽く問題なく林道に出る。林道は滑りはじめは傾斜があり小回りが快適だがあとは直滑降で流して駐車地点に戻り終了となる。
 下山後、鹿沢温泉「紅葉館」で温泉に浸かり、「蕎麦の茶屋丸山」で美味しい蕎麦をいただいて帰路につく。


 今回は上越の天気が悪そうなので前回に続き軽井沢ベースとなりましたが、いつも見るだけで登る対象にはなった事がない桟敷山に登る事が出来ました。さすがにスキーはほとんど使えませんでしたが気持ちの良い山頂でとてもいいひと時を過ごせました。桟敷山については何も知りませんでしたが道標も整備されていて結構登る人がいる山なのですね!


コースタイム
2/10 林道入口(7:24)〜桟敷山(11:34)〜林道入口(15:20)

地形図
写真

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