南八ヶ岳 西岳
2019年1月26日 メンバー:森田(真),森田(伸)
八ヶ岳の中でまだ登ったことがなかった西岳に、山麓にある天体観測所に泊まって久しぶりに雪山登山という事になりました。
1/25 20時頃自宅を出発して八王子ICから中央道に乗り八ヶ岳PAにて仮眠。
1/26 早々に出発して小淵沢ICで下りて富士見高原へ。一番奥の駐車場に車を停めて準備していると先に来ていた4名パーティーが出発して行ったが編笠山だろうか。我々も少し遅れて出発する。
雪は大変少なく、うっすら積もっている程度の登山道を歩いて行く。太陽が昇り始めるとカラマツ林の先端だけが赤く染まり始め実に美しい。林道に何度か出てしばらく行くと不動清水に到着。真冬なのに水が湧き出ていて、湧き水なのであまり冷たくなくなかなか美味しい!
その先はひたすら樹林の中の単調な登りである。トレースが続いているので先行パーティーも西岳に向かっているようである。全く展望のない中を黙々と登る。途中までは適度な傾斜の道が続くが、地形図にない林道を過ぎるとやや傾斜が増して来る。
出発から3時間半ほど経過した頃に家内が11:30になったら山頂に着かなくても下山を開始すると言うので途中から先行してとりあえず山頂を踏んで来る事にする。樹林が途切れて始めて展望が広がる斜面で朝先に出発した4名パーティーが下りて来るところですれ違う。そこからはアイゼンを着けないと滑るが気にせず登って行くと間も無く突然山頂に飛び出す。
何やら怪しい雲が行き来しているが展望はまずまずで実に久しぶりの南八ヶ岳のピークであり、初登頂の山頂で気分は上々である。もう11:30を過ぎているので早々にピークを後にして下って行くと何故か家内が下から登って来る。なんでも先程すれ違った4名パーティーに山頂はもう少しだからと言われたので登って来たそうである。それならばともう一度山頂に登り頂上の一角でカップ麺を食べて暫し寛ぐ。食べ終わる頃には雲行きが少々怪しくなり雪が舞って来たので早々に下山にかかる。
私はアイゼンを履いていないのでツルツル滑りながらの楽しい下りであるが、家内はアイゼンを履いているのでノロノロと下りて来る。積雪が少ないので岩や木の根が出ているところもありアイゼンでは少々歩きにくそうである。傾斜が緩むと家内もアイゼンを外し、林道が横切る所でコーヒーを入れて小休止。あとはどんどん下って行き不動清水で再度長命水でのどを潤し下山する。
下山後、富士見高原の「鹿の湯」にてのんびり温泉に浸かり、小淵沢周辺で買出しをして今宵の宿の観測所で打ち上げとなると。
1/27 ゆっくり朝食を食べて10:00頃出発して国道20号線で道の駅「白州」に寄り、甲府で武田神社(躑躅ヶ崎館跡)と武田信玄公墓を見物してそのまま国道20号線で帰宅する。
八ヶ岳のピークはほとんど登っているのですが、この西岳は主稜線から外れているので登ったことがありませんでした。小淵沢にある私の職場の八ヶ岳観測所から富士見高原はほんの数分なので一度登って来ようと行ってみましたが、なかなか手軽ないい山でした。下山してすぐに温泉に入れるのもいいですね!。今回の山行でまだ20代の頃使っていた革製登山靴(ハンワグ モンタフォンスーパー)を実に久しぶりに引っ張り出して使用しましたが、全く問題なく快適に使用する事が出来ました。革製登山靴は手入れさえしてあれば本当に長く使えるものですね・・・
コースタイム
1/26 富士見高原(7:24)〜西岳(11:34)〜富士見高原(15:20)
地形図
写真
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