奥武蔵 有間川・姥小屋沢

2018年6月2日  メンバー:森田

 今シーズンの沢初めは奥武蔵の名栗湖上流にある姥小屋沢に行って来ました。

6/2 6:00頃自宅を出発していつもの道を名栗湖へ向かう。入渓点の真ん前の車道脇に駐車して踏み跡を辿り有間川に下りると堰堤が有り、その上で姥小屋沢が4m滝で入っている。
 4m滝は垂直で直登は無理で右から巻く。倒木のある2m滝は水線突破し、もう一つ2m滝を左から越えると右壁中間あたりから鉄分らしい赤い色が流れ出た跡がある4m滝となり少し戻って左から巻く。次の4m滝を左の岩溝から登ると古い丸太橋がかかっている。さらに進むと左壁に板状節理の褶曲が見られる1m程の小滝があり見た目に面白い。その先滝の左側にまた丸太橋がかかっている。
 その先、5m滝を左から、2m滝を2つほど越えると右岸にワサビ田跡のような石の囲いがあり、さらに小滝をいくつか越えて進むと奥の二俣となる。右俣は3段15mほどの滝が見えるが今回は棒ノ折山に直接突き上げる左俣に入る。
 左俣に入るとあとはひたすら上へ登って行くだけで、沢形を忠実に詰めていくと沢の真ん中に人工的な水流溝が現れ、その左側をどんどん登って行くと林道に出る。
 下山は姥小屋沢右岸尾根を下るのでそちらの方向に歩いて行くと道端に木いちごの木が生えているので食べごろの実を採って食べながら歩く。木いちご採りに夢中になってっていると林道の左手に立派な分岐があったので確認すると白谷沢左岸尾根の分岐だったので少し戻って姥小屋沢右岸尾根に入る。
 尾根は歩き易くどんどん下りて行くが、途中姥小屋沢側に下りて行きそうになったので軌道修正。そのまま急な尾根通しに下り、入渓点の堰堤上に出るがなんと沢に降りる事が出来ない!。懸垂下降しようかと思ったが丁度いい立木も無く、仕方ないので少し登り返して 4m滝の上に出て本流に下りて車に戻る。
 下山後、最近この辺りに来ると必ず立ち寄る産地直売「畑の蔵」に寄道して帰宅する。


 最近週末が何かと忙しく沢初めが6月になってしまいましたが、よく遡行されている白谷沢のとなりの姥小屋沢は短いですが小滝がそこそこありシーズン初めの足慣らしにはまずまずの沢だと思いました。しかしながらやはり今回のメインは林道の木いちごでしょうか。久しぶりに甘い実をたくさん食べる事が出来ました。


コースタイム
6/2 駐車地点(8:30)〜林道(10:00)〜駐車地点(11:15)

遡行図
写真

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