北信 飯縄山 山スキー
2018年3月24日 メンバー:森田(L),斎藤,佐治,野口
今回は当初の予定では阿寺山か蓼科山かと思っていましたが、直前の天候・積雪量等の条件を考え急遽飯縄山で戸隠蕎麦という計画になりました。
3/23 いつものように佐治さん宅経由で新宿駅西口地下ロータリーで全員集合。練馬ICから関越道に乗り、上信越道に入り横川SAにて早々に仮眠。
3/24 横川SAで朝食をとり出発。上信国境のトンネルを越えて佐久平に入るとなんと曇が低く垂れ込めていてすぐ近くにある上信国境の山々も全く見えない。
善光寺平に入っても状況は変わらず北アルプスどころか飯縄山すら雲の中で見る事が出来ない。全く想定外でいったいどうなているの?といった感じだが、とりあえず信濃町ICで下りて戸隠スキー場に向かう事にする。
上信越道を下りて県道36号線に入っても黒姫山も全く見えず不安は募るばかりだが、なぜか戸隠スキー場が近づくと一気に雲がなくなり、天候は一転してなんと雲一つない快晴となってしまった!。
今回のルートは中社ゲレンデに下山となるので、車を中社ゲレンデの駐車場に置いてリフトを3本乗り継いで瑪瑙山山頂に到着。ここから飯縄山の鞍部までまずはひと滑り。短い下りだが雪質も良く思いのほか楽しめた。
鞍部でシールを貼り飯縄山への登りにかかる。最初はアップダウンがあるなだらかな尾根だが最後はだんだん斜度が急になり、雪面もやや固くなってきたので佐治さんと斎藤さんはツボ足に切り替えるが私と野口さんはシールのまま登る。左手には頸城の山々、振り返ると北アルプスが実に素晴らしく、何とも気分のいい登りが続く。
やがて傾斜が緩み広い山頂に到着。山頂からは今まで見えなかった上越の山々が目に飛び込んでくる。多くの登山者が寛いでいたが、山スキーヤーは一人もいなかった。地元の若い登山者の方から「山スキーですか。やってみたい!」と声をかけられる。
しばし休憩の後、となりの南峰にある飯縄神社へと向かう。シールのまま滑って僅かに登り返して到着。善光寺平を見渡せる神社に参拝してからシールを剥がしていよいよ滑降である。南峰1909mピークから少し下ると尾根沿いにいい斜面が続いている。飯綱高原への南登山道を分け気持ちよく滑っていく。
その先少し尾根が痩せている所があるが問題なく通過してさらにどんどん下っていく。やがて少々木が混んでくるが滑降に支障がある程ではない。鳥居と祠がある萱ノ宮を通り、辺りはカラマツ林に変わり傾斜も緩くなると雪質もさすがに腐り気味となるが、それでもまだまだ充分楽しめルートを確認しながらどんどん下って行く。
最後に林道に出るところは右に林道の橋を確認したところで尾根を外れて橋に向かってまっすぐ下りる。あとは林道を下るのみで、途中からは除雪してあるが脇をスキーで歩いて行き中社ゲレンデの駐車場に出て終了となる。
下山後、駐車場の横にある「戸隠神告げ温泉」にて入浴し、地粉十割の戸隠蕎麦を賞味して帰路につく。
今回のルートは2回目でしたが、15年程前に来た時は天気が悪く展望が無かったので今回再訪出来て良かったと思いました。とにかく飯縄山は北アルプス、頸城の抜群の展望台ですね!。温泉と蕎麦も楽しめ全く素晴らしい1日でした。
コースタイム
3/24 瑪瑙山(9:25)〜飯縄山(11:00)〜飯縄神社(11:45)〜中社ゲレンデ駐車場(13:30)
地形図
写真
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