2018年1月6日　　メンバー：森田L，石島，澤田石

　今年の成人の日3連休は、8日が娘の成人式だったので土曜日帰りで荒砥沢に行ってきました。

1/5　21:00澤田石さん宅発で関越道で石島さん宅へ。新年の乾杯をしてまずは今回の行先を日本海側の予報が悪いので当初の予定の神奈山から上州武尊へと変更し、軽く新年会をした後仮眠。

1/6　少々飲みすぎたせいか起床が遅くなり、7:00頃石島さん宅を出発して関越道を北上し沼田ICからオグナほたかスキー場へ。リフトを乗り継いでゲレンデトップに行くが天候はあまり良くない。リフトを降りたところでシールを貼り出発。
　一緒に出発した10名程のパーティーに先行させていただき、その先もすでにトレースがあったのでラッセルはなかったが、トレース上を歩くには今回履いているフルロッカーのICELANTIC NOMAD RKRはよく滑る。この板はロッカーで反り上がっていない部分は中央90cm程しか無く、固い斜面だとシール登高は大変である。40分程で前武尊山頂に到着。展望は無いが降雪も無い。しばし休憩後剣ヶ峰方面へ向かう。荒砥沢の斜面に出ると先行しているパーティは全て沢を降りて行ってしまいその先はトレースはない。剣ヶ峰からの雪崩に注意してトラバースを開始する。
　荒砥沢源頭をトラバースし2000mコルに着く頃にはこれから向かう家ノ串山は雲の中で、こちら側は風はないが稜線の反対側は強風となっている様である。時間はすでに12時近くなっていたので西俣沢源頭の滑降は割愛して荒砥沢を滑ろうという事になりシールを剥がして滑降を開始する。
　少し重めの新雪だがいい感じの滑り出しである。少し下ると沢が狭くなり、右にトラバースして広い斜面を探そうしたが完全に荒砥沢をトラバースしてしまったので通常滑る前武尊と剣ヶ峰の鞍部からの斜面に戻ることは無理そうだったのでそのまま2000mコルからの沢筋を滑ることとする。
　狭い沢筋に入ると雪が格段に軽くなり、粉雪が顔まで舞い上がるのでサングラスをゴーグルに変える。抜群の新雪滑降を楽しみながら下って行くと通常滑る斜面が近付き傾斜が緩むが、雪が軽いのでまだまだ楽しめる。完全に収斂すると快適な滑降は終了だが、先行パーティのトレースがあり問題なくどんどん滑って行く。
　トレースがあるのでよく滑りこれはこれでなかなか快適である。途中から何やら動物のトレースが並走していて面白い。やがて人のトレースが右に逸れて行ったのでよく見ると林道であった。
　ここからはさすがに傾斜がなく歩きとなるが、シールをつける程ではなくどんどん歩いて行き、1時間ほどでスキー場に出る。あとはゲレンデをひと滑りして駐車場に戻り終了となる。
　下山後、花咲の湯で温泉に浸かりざる蕎麦を食べて帰路につく。


　今回は西俣沢源頭を滑り尾根を乗越て荒砥沢に入る予定でしたが、出発が少々遅かったので荒砥沢だけになってしまいました。荒砥沢は2度目でしたが、東面のせいかいつ来ても素晴らしい新雪が手軽に楽しめる好ルートだと思います。西俣沢は是非またの機会に・・・


コースタイム
1/6　オグナほたかスキー場(10:15)〜前武尊(11:00)〜林道(13:10)〜オグナほたかスキー場(14:10)

地形図
写真