小金沢連嶺 真木川・恵能野川 アモウ沢

2018年10月28日  メンバー:森田L,澤田石

 10月最後の週末、紅葉とナメ滝を見に小金沢連嶺のアモウ沢に行ってきました。

10/27 澤田石さん宅に寄り東名〜圏央道〜中央道と高速をフルに使って現地に向かう。駐車地点にてテントを張り宴会の後仮眠。

10/28 少々飲み過ぎの感がある中テントを撤収して出発。まずは林道から仕事道?に変わった道をどんどん歩いていく。途中から恵能野川中流を遡行する事も出来るようだが今回は道を歩いてアモウ沢出合まで行く事とする。
 アモウ沢に入り沢沿いにしばらく歩くと左に沼ノ沢を分け右から支流が入るあたりから左岸が大伐採地となっている。規模が大きくちょっとびっくりする程の光景である。それを過ぎると今度は巨大な4連続堰堤が現れ、いったいこの沢は大丈夫なのだろうかと心配になるがそれを過ぎるといきなり最初のナメ滝となる。
 1段目の7m程のナメ滝は傾斜が緩く水流沿いにい歩いて行き、続く2段目の10mは落ち口が少々危なそうだったので右から巻くが思ったよりも大きく巻く事になる。
 その先はナメが続き紅葉も進んで来てなかなか素晴らしい光景となる。4mナメ滝、上部の緩い6mナメ滝と落葉した葉の赤さも相俟って見事である。続く6mナメ滝の先は2段15mナメ滝となる。下段はこの沢では珍しくやや立っていて右の立ち木を利用して巻き、上段は一直線の細く緩いナメ滝となっている。その上で右からスラブ状の涸沢が入る。
 標高を上げるに従い紅葉が段々終わりかけてくる中さらに進むと左から立派なナメ滝で支流が入る。水流が減り右から20m程のスラブに水がちょろちょろ流れている支流が入り本流は5mナメ滝を越えると水が涸れ、最後はひたすら登っていくと全く藪漕ぎもなくアモウ沢乗越の登山道に出る。
 下山はアモウ沢乗越から登山道を少し北に向かい1520m地点からトラロープが張ってあるアモウ沢左岸の尾根を下る。踏み跡は割と明瞭で途中やや急になるが問題なく降りて行く。1370m地点は迷いやすいせいか赤テープがたくさん付いている。その先は確実にルートファインディングしていかないと迷うところだが、今はGPSで確認出来るので本当に気楽なものである。無事に大伐採地に出てその先は往路をたまにルートを外しながら?歩いて駐車地点に戻り終了となる。
 下山後、中央道にまだ渋滞が無かったので温泉にも入らずにすぐ高速に乗って帰途についたが、また高速フル活用でなんと14:20には澤田石さん宅に到着していた!


 以前、今回遡行したアモウ沢のとなりにある大ゴ沢が沢も下山路も大変楽しかったので二匹目のドジョウを狙って行ってみましたが、全く期待通りで素晴らしい紅葉の1日を過ごす事が出来ました。遡行する部分は短いですが下山路も面白ろくアプローチも大変近いのでお薦めの沢と言えるでしょう。


コースタイム
10/28 駐車地点(6:50)〜アモウ沢乗越(10:40)〜駐車地点(12:54)

遡行図
写真

このページのトップへ


2018年の記録へ