奥武蔵 名栗川・ワラビ入

2017年4月30日  メンバー:斎藤L,澤田石,森田

 今年の沢初めは蕨山でつつじとわらびの饗宴?を期待してワラビ入に行って来ました。

4/30 澤田石さん宅経由でJR立川駅で斎藤さんと合流し青梅経由で名郷へと向かい、いつもの場所に車を停めて出発。
 名郷バス停付近から蕨山への登山道である車道を歩いて行き、車道終点で登山道が沢と離れるところから入渓する。
 まずは堰堤を一つ左から踏み跡で越えて沢に下り、靴を履き替え遡行開始。最初は大きな岩がゴロゴロする中を歩くが、それを過ぎると適度に小滝が現れるようになる。特筆するようなものは無いのだがなかなかいい感じの渓相が続く。新緑の中を小滝を越えながら歩いて行くのはこの時期ならではの清々しさで気持ちがいい。
 庇の様な2m滝を越え、580m付近の右からの支流を分けて進むと岩の下に人が入れるくらいの空洞がある3mCS滝があり右から巻く。続くきれいな5m滝は水流右を快適に登る。
 700m付近の三俣状は左の沢に入らないように注意し過ぎたせいか間違えてひとつ下の右から入る支沢に入ってしまったがすぐに気が付き正しいルートに入る。
 さらに進み傾斜の緩いナメ滝を越えると核心の10m滝となる。下段を右のバンドを斜上して上段の期部に行くと水流左にボルトが1本打ってあった。登れそうな気もするが今日はリハビリ山行なので?無理せずに右から巻く。続く8m滝は水流左のルンゼを登る。
 あとは沢筋にどんどんつめていくが、最後は左の尾根に逃げてそのまま登ると稜線に出る。右に少し登るとすぐに蕨山山頂である。
 山頂は多くのハイカーがくつろいでいたが、我々も片隅で小休止して靴を履き替える。下山はわずかに稜線を歩いて右に分かれる名栗への登山道を下るが、期待していた?ワラビは全くないばかりか、例年とても美しいヤシオツツジも残念ながら既に終わっていてとても少ない。
 下山後、混雑が予想されたのでさわらびの湯には寄らずに飯能方面に向かい、県道193号線の途中にある産地直売「畑の蔵」で澤田石さんおすすめのしどけを手に入れて帰途に着いた。

 蕨山なのでわらびがあるのでは?という極めて単純な発想で行ってみましたが残念ながら全くの予測外れでした・・・。ツツジも若干遅く残念でしたが、春のワラビ入も新緑が綺麗で滝登りも思いのほか楽しめ、いい沢初めになりました。突如発症した頸椎椎間板ヘルニアでしばらく山行に行っていませんでしたが、少し症状が緩和したのか行動にあまり支障がないこともわかりちょうどいいリハビリ山行でした。

コースタイム
4/30 駐車地点(9:15)〜蕨山(12:15)〜駐車地点(15:20)

遡行図
写真

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