奥日光 丸沼・四郎沢
2017年6月18日 メンバー:森田L,石島,斎藤,佐治,澤田石
今年のたけのこ山行第2弾として、こういう事がないとなかなか行く機会がないあろう丸沼の四郎沢に行って来ました。
6/17 澤田石さんに自宅に寄っていただき、佐治さん宅経由で新宿駅西口地下ロータリーで斎藤さんと合流、練馬ICから関越道に乗りいつもの道の駅で石島さんと合流してさらに北上し沼田ICで下りて道の駅「白沢」にて宴会となるが、少々時間が早かったので若干飲みすぎ気味?。
6/18 早々に入渓点の丸沼に移動する。天気は曇り模様で青空は見えない。午後は下り坂なので午前中が勝負か。丸沼の広い駐車場で遡行準備して出発。まず登山道で堰堤をいくつか越えていく。4個程過ぎた後に入渓する。
たけのこを物色しながら歩いて行くと次第にナメが続く様になり実に素晴らしい。稜線の反対側の大薙沢も素晴らしいナメが続くがこちらのナメもなかなかいい勝負である。
しばらくナメを歩いて行くと左から沢が入り中間尾根には登山道が続いている。ここが二俣で四郎峠に向かうには左に入るのだが、右俣はナメが続いているのでしばらく遡行して最初の滝が出て来た所で引き返そうという事になった。
右俣に入るとナメは益々素晴らしくかなり長く続いている。おまけに沢沿いはずっと根曲がり竹でまさにたけのこ畑である。めいめいナメ歩きを満喫しながらも適宜藪に入ってたけのこの収穫に余念がない。
長いナメも終わり少し歩くと2段6m滝となる。せっかくなので上まで登ってみるが滝上はまた二俣になっていた。
少し休憩して先程の二俣に戻り、今度は左俣に入る。こちらも時折ナメが出てくる中をどんどん登っていく。登山道が並行しているが行ける限り沢をつめていこうと歩いて行くと周りにスラブが現れ沢も藪っぽくなって来たので最後は登山道が沢を横切った所で道に上がる。
あとは登山道をたけのこを採りながら登っていくと程なく四郎峠に到着する。樹林で展望は良くないが、木の間越しに北には燧ヶ岳、南は日光白根山が間近に見えてなかなかいい感じである。しかもここでもたけのこが生えている!。
峠からの下山は登山道を下りる。登っている時は気付かなかったが登山道沿いにはコシアブラの木が数箇所あり収穫することが出来た。あとは駐車場まで歩いて終了となる。
下山後国道120号線沿いにある白根温泉「加羅倉館」にて入浴(入浴料430円!)して沼田IC近くの「尾瀬市場」で十割蕎麦を食べて帰路につく。
どこかたけのこが採れそうな所という事で思いついた四郎沢でしたが、のんびりたけのこ採りながら歩くには最高の場所でした。ここだけ遡行しに来ることはなかなかなさそうな所ですがたけのことセットで抜群に素晴らしい所となります!。もちろんナメが綺麗なので四郎岳の登路としてはおすすめの沢だと思います。
コースタイム
6/18 丸沼駐車場(8:30)〜四郎峠(12:50)〜丸沼駐車場(15:20)
遡行図
写真
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