御坂山塊 大幡川・四十八滝沢

2017年7月15日  メンバー:森田L,石島,斎藤,澤田石

 今年も海の日3連休は梅雨末期の天気に翻弄され、岩手山の沢の予定が近郊日帰りに変更となりました。

7/14 いつものように澤田石さんに自宅に寄っていただきJR三鷹駅で斎藤さんを乗せて調布ICから中央道に乗り談合坂SAで石島さんと合流、都留ICで高速を降りて登山口ヘ。広い駐車場にテントを張るが気持ちがいいので外で宴会をした後に仮眠。

7/15 6:40出発。最初は林道を歩き北口登山道に入る。登山道は暑く大汗をかきながら登る。2年前に来た時は登山道が最初に沢に降りたところからに入渓してしまったが、今回は三階滝まで登山道を歩き入渓する。
 三階滝を問題なく越えるとすぐに核心の大滝となる。下部は左から瀑心を渡り、上部はロープを引いて右の斜上するバンドを登る。飛沫を浴びながら登るが実に気持ちがいい。
 大滝上は2つ程滝を越えると七福の滝となる。この滝は大変立派な滝だが、取り付くと簡単に登る事が出来る。まずは水流沿いに登り途中から水流に沿ってバンドを左上してその上は再び右に向かいあとは水流沿いに直上する。
 さらに2〜4m程度の滝をいくつも越えいくと2段15mのナメ滝となる。これは白竜の滝と呼ばれているようで快適に登り、続く8m滝は右の凹角を登るが念のためロープを出す。
 その先も6m、5m、2条4mとどんどん登っていく。
 最後の二俣状は左が全く水のないガレ沢なのだが、山頂にはそちらの方が近そうに見えたので入ってみるとすぐに沢が終わっている様相なので、右にトラバースしている踏み跡があったので辿るとすぐに右の沢に戻る事が出来た。こちらはまだ滝があり7mトイ状を右から登っていき、さらに小滝を越えると水が湧き出している穴に到着し沢が終わっている。ここで湧き出している冷たい水をたらふく飲んで後は踏み跡を辿りながらひたすら稜線を目指す。
 30分程登ると山頂付近にある鉄塔群の1つに到着。荷物をデポして三ツ峠山の山頂に向かう。  山頂は大勢の人が休んでいたが、雲が多いものの富士山は山頂付近だけ雲間から見る事が出来た。しばし展望を楽しんだ後デポ地点まで戻り荷物を回収して下山にかかる。
 下山路は途中で四十八滝沢の滝が眺められてとても面白いが下るにつれて暑くなり大汗をかいて下山する。
 下山後、まずは道の駅「つる」に寄りお土産を物色してから「芭蕉月待ちの湯」で汗を流して帰途につくが、三連休初日ながら小仏トンネルの渋滞があり、大月で中央道を下りて国道20号線で帰るが渋滞は全くなく順調に帰宅することが出来た。

 四十八滝沢は2年前に一度遡行していますが、とにかく滝が多く楽しめる沢で、今回は全国的に天気が良くない中、たまたま山梨だけが良かったのでいい転戦先となりました。下山路も登った滝を眺められ楽しめるのですが、今回は暑さには閉口しました・・・。

コースタイム
7/15 登山口駐車場(6:40)〜入渓点(8:30)〜三ツ峠山(11:45)〜登山口駐車場(15:05)

遡行図
写真

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