上州武尊 奈女沢 山スキー
2017年1月22日 メンバー:森田L,石島,斎藤,澤田石
今週末は天候がいささか怪しい状況でしたが、登りが殆どないお手軽な半日ルートの奈女沢に行ってみました
1/21 澤田石さんに新車のフォレスターで駐車場に寄っていただき、JR高円寺駅で斎藤さんと合流、練馬ICから関越道に乗り石島さん宅へ。いつものように天気予報を見ながら明日の行先を検討し、日本海側は悪天候の予報なので影響が少なく午前中でけりがつく上州武尊の奈女沢の滑降と決定し、澤田石さんがコンビニで調達した日本酒「真澄」を味わってから仮眠。
1/22 6時頃出発し関越道を沼田ICで下りて少々道に迷いながら?川場スキー場に向かう。
川場スキー場は初めて来るのだが、何と立体駐車場なのにびっくり。リフト券を一回券で購入して計画書を提出しようとしたところ、この券では登山は出来ないとの事で払い戻して登山用の券を購入する(一回券と値段は同じ)。何だか良くわからないシステムになっている・・・。
リフト2本乗り継いでゲレンデトップへ。既につぼ足のトレースがあり我々もシールを貼って歩き出す。1段上がるともう尾根上に出て滑降開始地点だがせっかくなのでもう少し上の2020mピークの基部まで行って小休止。谷川方面の展望が素晴らしく、一ノ倉沢が良く見える。今回滑るルートを目で追うと何と既にシュプールが見える!。ここを滑る人が他にいるとは意外・・・。
展望を充分堪能して滑降開始。まずは尾根筋を少し滑るが雪質もまずまずでいい感じである。先程見つけたトレースを追ってトラバースに入るが、前方の鬼岩の尖った岩峰を見ながらのトラバースはなかなか楽しい。奈女沢源頭のコルに向かってとことんトラバースを続けほとんど登り返し無しでコルに出ることが出来た。コルで小休止とするが、ここからの鬼岩は思わず登りたくなる程素晴らしい。しばらくのんびりとした後に本日第二幕目の滑降開始。
最初は少し傾斜があるオープンバーンで気持ちよくひと滑り。さらに下ると沢筋は狭くなるがブッシュが邪魔になるような事は無い。しかしやはりまだ積雪が少ないせいか沢の真ん中は水流こそ見えないものの窪んでいて滑る事ができず横の斜面をすべらざるを得ない。やがて沢が広がり左から大きな沢が合流する辺りから左にトラバース気味に進み、もう1本沢を渡ったあとはひたすら高度を下げないようにトラバースして最後は少し階段登高で1360mコルに出る。あとは途中からトレースを追って左に進み堰堤の上でスキー場に戻る。ここはどうやら凍ったバックウオーターの上のようで少々ヒヤヒヤしながら渡った。あとはゲレンデを少し滑って終了となる。
下山後、近くで見つけた「川場温泉センター いこいの湯」にて入浴し食事をもするが、セットメニューがお手頃感抜群でしかも美味しく大変満足して帰途についた。
今回のルートは登りがほとんどなく、ゲレンデの尾根を一つ隔てた沢を滑ってゲレンデ下部に出るというルートでしたが、天候が怪しい時の半日行動などには利用価値の高いところだと言えるでしょう。上部は谷川連峰や上州武尊の岩峰の景観を楽しめ、下りもそこそこ滑る事が出来るので、スノーハイク的な感覚で行けば充分に楽しめると思います。ただしリフト券の購入は要注意です!
コースタイム
1/22 川場スキー場(10:07)〜入渓点(10:28)〜終了点(12:50)〜川場スキー場(13:00)
地形図
写真
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