奥多摩 南秋川・三頭沢
2017年9月9日 メンバー:森田L,斎藤
秋川流域は殆ど遡行済みと思っていましたが、まだ未遡行だった三頭沢に行ってきました。
9/9 JR立川駅で斎藤さんを乗せ五日市経由で都民の森へ。駐車場に車を停めて車道を少し下って三頭沢沿の登山道に入り入渓。最初はちょっと遡行対象の沢とは思えない程貧相な沢だが、堰堤を2つ越えると滝が現れる。
4mナメ滝を右から取付き水流を左に渡って登り、堰堤を左から越えるとゴルジュとなる。右から巻くが油断しているとそのままずっとその先まで巻き続けそうな感じなのでゴルジュが終わったと思われるところで沢に戻るとちょうど20mトイ状ナメ滝の入口であった。倒木のかかる小滝を越えると赤い川床のと以上のナメが続いていてなかなか美しく楽しく通過する。
続く8m滝は階段状で水流右を容易に登る事が出来る。この滝を越えるといよいよ大滝40mが現れる。
大滝は落差もありなかなかの迫力である。真上を見上げると吊橋がかかっていてこの上から滝を見物するのであろう。
1段目は左からフリーで登ってしまったので瀑心を横切って右に移らなければならないが、ここで早くもびしょ濡れになってしまった。その上はとりあえずロープの引いて登る事にする。
少し上がると残置ハーケンがあり支点をとるが、そこから上は残置支点は見当たらず、難しくはないのだが岩のヌメリが登攀グレードを相当上げている様に感じる。落差があるので落ちたら怪我では済まないので尚更慎重に登るべきであろう。しかしながら、観客のいる中なんとも気持ちのいい登攀でもある。
大滝登攀で充分満足したので遡行はここで終了として早速先程背後にあった吊り橋に行き滝見物をして、少し登り返してかおりの道経由で駐車場に戻る。
下山後数馬の湯で入浴し、瀬音の湯で食事をして帰路につく。
三頭沢は南秋川の源流に近いせいか秋川流域という認識があまりありませんでしたが、大変短いながらも滝が連続し面白い沢でした。特に大滝登攀は見物人もいるのでちょっといい気分になれるかもしれません!。近郊半日沢登りとして大いにお勧めですが大滝登攀は慎重に・・・。
コースタイム
9/9 都民の森駐車場(8:40)〜入渓点(8:45)〜終了点(10:45)〜都民の森駐車場(?)
遡行図
写真
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