小金沢連嶺 日川・曲り沢

2017年5月14日  メンバー:斎藤L,佐治,野口,森田

 昨年秋に紅葉を期待して行ったのに全く紅葉していなかった曲り沢に今度は新緑を期待して行って来ました。

5/14 JR立川駅に7:10集合して八王子ICから中央道に乗り勝沼ICで下りて曲り沢沿いの林道に向かう。昨年秋と同様に終点までは行かず少し手前に駐車して出発。すぐに林道終点となり、そこからはしばらくは踏み跡を辿って行き、適当なところで沢に入る。
 少し進むと最初の見所である5段20m滝となり、水流の左を難なく登って行く。続くいい感じのナメとCS滝を過ぎ、新緑の中を時折ナメと小滝が現れる渓相を気持ちよく歩いて行く。途中2m程の小滝でボルダーチックな登りを楽しんだりしながら進んで行くと第2の見所である段々ナメ滝15mとなり、ここも全く問題なく歩いて通過する。沢の真ん中の岩で水流が二分している左側が4m程のナメ滝になっているところを過ぎ、その先の1170m付近で右からの支流が合流するところで今回は右に入って見る事にする。
 右の支流に入りすぐの二俣はナメ滝で合わさる左に入るが、ここは中間尾根が痩せ尾根になっていて沢がしばらく平行しているのでインゼルかと思う程である。さらに問題なく進んで行くとやがて落ち葉が詰まったルンゼ状になり、そのままつめ上がると傾斜が急になりそうなので左に逃げて支尾根に上がり尾根を辿って登山道に出る。
 登山道を少し下ると昨年迷い込んだ防火帯のような切り開きには迷い込まないようにロープが張ってあった。ちょっと入ってみると予想通り?陽当たりのいい斜面にはワラビが生えていた。
 昨年は曲り沢峠から下山したが、今回は地形図に登山道のある尾根を下ろうという事になり下降地点を探して尾根沿いにどんどん下っていく。道は全く無く少々急な所もあるが藪は無くてとても快適な下りである。忠実に尾根を下るが最後は地形図の登山道がある左の沢に下ると立派な道があり後はそれを下っていくと曲り沢に出て、あとは沢の左岸にある登山道(仕事道?)を歩き林道終点に戻る。
 下山後、佐治さんが曲り沢下山後にいつも寄るという林道入口にある蕎麦屋で十割蕎麦を賞味して帰途に着くが、大月ICから中央道に乗るも渋滞していたので上野原ICで下りて甲武トンネル経由で五日市に抜けスムーズに帰宅する事が出来た。

 春の曲り沢は濡れることもなく新緑を楽しめ、晩秋同様この時期の沢ハイクには好適な沢でした。下山路は今回は昔登山道があったらしい尾根を下降しましたが、歩きやすく曲り沢に下り立ったあとも道が続いていたので曲り沢峠からのルートよりもいい下降路かも知れません。

コースタイム
5/14 林道駐車地点(9:10)〜1170m支流(11:10)〜登山道(12:40)〜林道駐車地点(14:30)

遡行図
写真

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