房総 待崎川 滝根入川右俣 嵯峨山
2016年1月9日 メンバー:森田L,斎藤
今年の成人の日3連休は諸事情で3日出られないので日帰りで山スキーと思っていましたが、相変わらず関東近郊は雪不足が解消されていないようなのでまた房総に出かけて来ました。
1/9 斎藤さん宅経由で京葉道路に入り市原SAで今回の行き先を協議し滝根入川右俣とする。木更津北ICで国道410号、465号、県道81号で南下し鴨川を経て保台ダムへ。ダムの駐車場に車を置いて歩き出す。
湖岸道を気持ちよく歩くが風が吹くと少々寒い。花木園から下って行ったところから入渓しようと思ったが既に倒木で荒れていたので少し戻って二俣近くまで踏み跡を辿って歩いて行く。ここも少々荒れていたがとりあえず遡行準備をして入渓。
沢を歩き始めるとナメが残っているところもあるがほとんどが泥をかぶってしまっている。二俣までも所々荒れていたが右俣に入って少し進むと右岸の壁から大量の木や土石が落ちてきていて全く遡行不能となってしまった。倒木というよりも木が生えていた地面ごと落ちてきたといった感じで甚だ凄まじいものである。まあこれでは中俣同様遡行は難しく撤退と決める。
往路を戻るが、途中二俣から中俣にも入ってみたが全く同じような状況であった。早々に往路を戻るが、途中日だまりの花木園でテルモスのお茶を飲みながら小休止してから車に戻る。
さて本日第2弾は水仙の咲く嵯峨山に行こうという事になる。何の資料もないのでネットで情報を収集して何とか登山口に到着。小さな駐車場があり簡易トイレも設置してあった。
最初から水仙の群落のなかの登山道をどんどん登っていく。傾斜が緩むと嵯峨山分岐に到着し、山頂に向かう急な尾根道に入る。しばらく登ると痩せ尾根となりなかなか面白い。ちょっとしたアップダウンの後に嵯峨山山頂に到着するが残念ながら樹林の中で展望がない。少し先に行くと北側だけ開けているところがありハイカーが休憩していた。ここから一旦釜ノ台の集落に下る。
所々みかんが生り水仙の咲くのを眺めながら山里の雰囲気あふれる長閑な散策である。廃屋や以前は畑や田んぼだったと思われる荒地が散見される車道を歩くのだが、不思議に物悲しい気分にはならない。やがて階段で車道を離れ登山道をわずかに登ると嵯峨山分岐に到着。ここからは往路を戻って再び水仙の群落のなかを下山した。
下山後新しく出来た道の駅「保田小学校」に寄ってから久しぶりに保田漁港の「ばんや」に行き朝獲れ寿司を食べて帰路につく。
今回も直前で房総に変更した山行でしたが、滝根入川は本当に沢登りの対象としては壊滅的な状況で、こうなる前に行っておいて良かったと思いました。嵯峨山は梨沢の源頭にあたりますが、梨沢遡行時は行っていなかったので今回寄る事が出来て何よりでした。水仙と山里散策のちょっと不思議な雰囲気?のハイキングを楽しめました。房総は沢だけではなくまだまだいろいろな楽しみ方がありますね。
コースタイム
1/9 保台ダム(9:55)〜入渓点(10:45)〜遡行終了地点(11:15)〜保台ダム(12:50)
下貫沢駐車場(13:55)〜嵯峨山(14:30)〜下貫沢駐車場(15:15)
遡行図
写真
このページのトップへ
|