小金沢連嶺 日川・曲り沢
2016年10月10日 メンバー:斎藤L,森田
体育の日3連休が見事に悪天でつぶれてしまい、唯一晴れそうな最終日に日帰りで曲り沢に行ってきました。
10/10 7:10 立川駅に集合。八王子ICから中央道に乗り、全く渋滞もなく順調に勝沼ICで下りて曲り沢林道に向かう。林道は終点までは行かず手前の駐車出来るスペースに車を置いて出発。
5分程歩くと林道終点となり、そこからはしばら曲り沢左岸の踏跡を辿っていく。適当なところで沢に入ると最初の見せ場である5段20mナメ滝となる。一つ一つの滝の落差は少なくナメの段差の連続と言った感じだがなかなか美しいところだ。しかしながら予想通り紅葉はまだまだ早く青々としていて、紅葉していたらもっと綺麗だろうなどとと言いながら進む事になる・・・。
その先、左岸の段丘に幕営適地がありたきびの跡が残っていた。沢に戻るとまたナメとなるが長続きせずCS2m滝で終わってしまう。しばらくは時折ナメ滝が現れる程度の平凡な沢筋を歩いていく。ちょっとした岩の脇の小滝をボルダーチックに越えたりして遊びながら進む。古いワイヤーを過ぎるともう一つの見せ場となる段々ナメ滝15mとなる。滝と表現するべきか迷う様な段々のナメを、ちょうど真ん中に倒木が右から左にかかっている中を楽しく登っていく。
さらにナメ滝をいくつか越え、大木が沢を塞いでいるところを通過して岩積み滝3mで先行していた4名パーティーに追いつき先行させていただく。その先1270mの二俣は右に入るとすぐに右から支流が入る。さらに進むと1320mの二俣となり右に入るが、ここは右の沢のど真ん中に丸と三角の2つの大岩が鎮座していて面白い光景である。この先はナメが続いていてとてもいい感じの中をどんどん登って行き、最後は右に入りそのままほぼ沢沿いに登って尾根に出る。
早速荷物を置いて大谷ヶ丸を往復しようと登り出すが、地図上ではわずかに見えたが実際はまだ結構ありそうだったので、先日大ゴ沢から登ったばかりでもあるので適当なところで休憩して引き返す。荷物を回収してあとは登山道を下るだけだと思ったが、実は下りが今回の核心?だった。
落ちている栗など気にしながら気持ちよく尾根道を下って行くと防火帯らしい広い切り開きとなり、そちらを下って行くと先程沢の中でお会いした4名パーティーの方々がなぜか登ってくる。話を伺うとこちらは道ではない様で右に離れて行ったらしい尾根筋に戻り忠実に下る。
林道終点に戻る道は地形図には1350m付近から尾根を下っているのだが、エアリアマップには曲り沢峠からの沢沿いの道になっている。いざその1350m付近に行ってみると道も標識も目印も何もないのでそのまま登山道を下り曲り沢峠に行くとやはりちゃんと標識があった。しかしいざその道を歩き出すとすぐに怪しくなり、とても登山道とは呼べない踏跡を追いかける事になるが、ルートが沢沿いなので全く問題なく林道終点に出る事が出来た。あとは林道を歩き車に戻り終了。
下山後、林道入口のすぐ近くにある景徳院を見学し、道の駅「甲斐大和」で軽く食事をして国道20号線を大月に向かうが、予想通り?国道も中央道も大渋滞なので予定通り小菅村経由で順調に帰宅した。
当日朝に集合してから決めた曲り沢でしたが、残念ながら紅葉にはやはりまだ早く、ナメもそこそこあるので紅葉していたらさぞかし綺麗だっただろうと思いながらの遡行となりました。しかし、下山路があんな状態になっているとは思いませんでした。地形図の登山道が違っているのはよくある事ですが、やはりエアリアマップは近郊登山の必需品ですね。
コースタイム
10/10 駐車地点(8:55)〜林道終点(9:00)〜登山道(11:40)〜曲り沢峠(13:00)〜駐車地点(13:50)
遡行図
写真
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