（鳴子温泉ベース山スキー・笹谷峠から続く）

1/11　天気が何とか持っているので今日は今まで行った事がなかった須金岳に登ることとする。今日は時間が遅いほど天気が回復しそうなのでちょっと遅めにうどんの朝食を食べて出発。
　オニコウベ方面に向かい軍沢川を渡ったところで国道108号線を外れて上ノ台へ。駐車場所を思案するが、寒湯沢沿いの林道を少し入ったところに除雪車が停まっていて、その周辺に置くことが出来たのでちょうど良かった。
　まずは林道を須金岳登山口まで歩くが、途中2回の渡渉がある。1回目は沢が結構広かったが浅いので特に問題なく、2回目も狭く浅い沢で難なく渡渉完了。
　須金岳登山口からは本格的な登りとなる。夏道沿いの尾根道を登って行くとやせた尾根の登りとなり、下りはどうするか？などと考えながら登る。ただ危険個所はなく樹林の中の登山道歩きなので結構楽に登って行けるのでなかなかいい感じである。
　やがてやせ尾根が終わると打って変わって今度は適度な傾斜のブナの尾根がずっと続いている。そのあまりの見事な変化ぶりに全く驚かされてしまう。今日は出発が遅めだったので残念ながら登頂は難しく、時間をきめて適当なところで切り上げてる事にする。やせ尾根の下りもあるので昼過ぎに滑降に入るが、正直こんなに山スキー向きの尾根が続いているとは思いもよらなかったので誠に嬉しい誤算で実に素晴らしい新雪滑降を楽しむことが出来た。いよいよやせ尾根に取りかかると痩せてはいるが傾斜はさほどないので登りの心配がウソのように殆ど尾根通しで下りることが出来てあっという間に登山口まで下りてきてしまった。こんなに早く下りられるのならもう少し先まで行っても良かったか？。林道は下りは結構滑って苦にならない。2度の渡渉を無事終え13:35には車に戻ってしまった。
　宿に戻りのんびりと温泉に浸かって今夜はきりたんぽ鍋。澤田石さんからせりの入れ方に注文頻り。またWiFiの話題が・・・

1/12　今日は好天は望めないので予定していた小柴山はあきらめ、とりあえず花渕山を少し登って来ようかと出発するが、旧スキー場前まで行ってみるとかなりの降雪で取りやめとして朝から帰途に就く。渋滞も全くなく、お昼に上河内SAで宇都宮餃子を食べてのんびり帰宅した。


　最近、毎年のように通っている鳴子温泉でしたが、今回は笹谷峠、須金岳ともに初めてのルートでどちらも山スキー向けのなかなかいいルートでした。特に須金岳は予想に反して？驚くほど山スキー向きの山で、やせ尾根、渡渉のアクセントもあり実に面白いところだと思いました。是非来年にでも再訪し山頂まで行きたいと思います。