奥多摩 南秋川・マンナリ沢

2014年5月11日  メンバー:森田L,佐治,斎藤

 五日市周辺でどこか未遡行のところに行きたいと思い、地図を見ながら何となく名前に引かれて浅間嶺にすっきりと突き上げるマンナリ沢という沢に行ってきましたが・・・

5/11 立川駅7:10集合。いつものように五日市方面に向かい、上川乗で駐車できるところを探すとマンナリ沢沿いに林道があり、入ってすぐのところに駐車できるスペースがあったのでそこに停めて出発する。
 林道終点までは林道を歩き、終点からいよいよマンナリ沢に入るが最初堰堤を2つ越えたあとは特に何もなくどんどん登って行く。しばらく歩くとここでも雪のかけらが落ちていた。さらに進むとちょっとしたナメが現れ、二輪草の群落もあり少しは沢の気分を味わう事が出来た。ミズも結構あり斎藤さんはそれだけで満足そう?。
 その先ひどい倒木帯となるが短いのでそれほど苦労無く通過できる。倒木の多い二俣にて小休止。二俣は浅間嶺に直接出るように左に入りしばらく進むと倒木のかぶさった2m滝がある(結局この沢唯一の滝という事になる)。そろそろ沢形が無くなろうという頃に今度は人の乗れそうな大きさの雪の固まりがある。本当に今年は東京近郊の沢はどこに行っても雪が残っている感じだ。あとはひたすら植林の斜面を登って行くと浅間嶺への登山道に出る。
 靴を履き替え浅間嶺へ向かう。ハイカーがくつろいでいる山頂は真っ白な富士山が美しく眺められる。しばし休憩後、歩きやすく気持ちいい道をハイカー気分で下山した。下山後、佐治さんのたっての希望で?荷田子にある「茶房むべ」に寄り、いつもとはひと味違う気分に浸り??帰路に付いた。


 マンナリ沢は沢登りルートとしては残念ながら全く見るところはありませんでしたが、倒木等もそれほど多くなく浅間嶺への登路として考えれば・・・といった感じでした。浅間嶺は初めてでしたが富士山がよく見えるなかなか気持ちのいいところでしたし、珍しく帰りに喫茶店に寄ったり、帰宅後採りたてのミズの御浸しでビールを飲めたのでまあ良しとしましょうか。こんな酔狂な試みにおつきあい下さったメンバーの皆様、本当にありがとうございました!

コースタイム
5/11 上川乗(8:50)〜浅間嶺(11:20)〜上川乗(?)


遡行図
写真
このページのトップへ

2014年の記録へ