大菩薩 葛野川・深入沢
2014年7月21日 メンバー:森田L,澤田石SL,畔上,三船
今年の海の日3連休は、苗場山の清津川・棒沢お花畑沢でお花畑満喫?という計画でしたが、梅雨末期の雨で日帰り山行に変更しました。
7/20 19:00JR立川駅集合。奥多摩経由で入渓点の深城ダムへ向かうが国道139号線は途中、松姫峠ですごい峠道を通る。ダムの東屋の脇にテントを張って早速宴会となる。
7/21 少々飲み過ぎで辛い朝となったが何とか起きられ、準備をして7:15出発。少し車道を歩き深入沢にかかる橋を渡るが、ダム直下だけあって橋は大変高く沢は遥か下を流れている。パイプで組んだ仮設?の階段をどんどん下りて行き入渓。
最初の7m滝は直等出来ず右から巻き、次の10m滝も左から巻く。4m・3mの連瀑を越え、さらに2m程の滝が続きなかなかいい感じである。4m滝は澤田石さんと三船さんは水流右を登るが右から簡単に巻く事も出来るので畔上さんと私は早々に巻き道へ。次の2m滝は右をへつり、続く7mナメ滝は傾斜は緩いがきれいな滝で、水流右を澤田石さん先頭に簡単に越える。次の4m滝も直登も巻きも可能。
その上はまたナメ状の小滝が続き飽きさせない。3m・3mの連瀑、3m、4mのナメ滝と滝がまだまだ続く。どれも楽しく越えられるものばかりで飲み過ぎで体の調子は悪いが気分はとてもいい遡行が続く。3m滝を左から巻くと落ち口から勢いよく水が空中を飛んでいる10m滝となる。下部は緩いので問題なく登って行き、立っている落ち口付近は丁度いい具合に上から生えている木の根を掴んでの登攀となる。この滝を越えると二俣となる。
二俣は左右共に滝をかけておりなかなか素晴らしい。左俣の滝は立っているが右俣の滝は傾斜が緩いナメ滝でどこでも登って行けそうてある。水流沿いに楽しく登る。すぐに5m滝が続き水流左を直登すると先にまた連瀑が見える。
そのまま最後までつめると結構苦労するという情報もあるので950m付近で右の沢に入り下山に使う尾根に直接でようと思っていたが、ルートを確認すると5m滝下の沢が上から見ると良さそうにも見え、滝上の左岸の尾根も何となく登りやすそうなので取り付く事にする。そこそこの傾斜の斜面をどんどん登って行くとやがて下山に使う尾根に出る。ちょうど予定していた1150m地点にピタリと出る事が出来た。
あとは立派な道を下山するだけだが、下の方は少々怪しくなり尾根を忠実に下っている踏み跡に迷い混んだりしたが、最終的に無事車道に辿りつく。
下山後再びすごい峠道を通り、久しぶりに「小菅の湯」にて入浴後帰路につく。
海の日3連休はどうしても梅雨末期に重なるので雨に祟られる事が多いですが、今年も見事にやられてしまいましたが日帰りで気になっていた深入沢に行く事が出来てなかなか楽しめました。この沢は深城ダム工事後に知られるようになった気がしますが、滝が連続しとても楽しめる沢でした。東京近郊の日帰りの沢としてはとてもお勧めの1本だと思います。以前はよく行った小菅の湯には実に久しぶりに行った気がしましたが、最近は丹波山村に「のめこい湯」が出来たのでそちらに行く事が多く、国道411号線から遠い小菅の湯からは足が遠のいていたようです。
コースタイム
7/21 深城ダム(7:15)〜1150m付近(11:00)〜深城ダム(12:30)
遡行図
写真
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