1/28 22:00にJR高円寺駅集合。関越道に乗りいつもの道の駅で石島さんと合流、上信越道に入って佐久平PAにて早々に宴会後仮眠。
1/29 天候があまりすぐれないがとりあえず最初の目的地である妙高前山へ向かう。善光寺平らはまだ天気もそこそこ持っていたが、妙高高原のICを下りるころには雪が降り出した。赤倉観光リゾートスキー場の駐車場に止め一応チケット売り場に行って様子を見るが、上のリフトがまだ動かないというのと、どうも下でこの天候で上に行ってどうなるのかと考えると全く士気が上がらず、早々に転進と決定。妙高近辺は国道の両側が黒部アルペンルートのごとき雪壁で、今年はものすごい降雪量なのだと実感する。
再び上信越道に乗り、さてではどこに行くかと思案するが、斎藤さんと澤田石さんがなんと湯ノ丸山に山スキーで行ったことがないという事実が発覚、では行きましょうと即決。先ほど走ってきたばかりの上信越道を逆向きに走り東部湯ノ丸ICで下りて湯ノ丸スキー場へ。
早速準備して出発するが、すでに時計の針は12時近い。おまけに少々風が強くこれは敗退か？と一瞬思われたがとりあえず牧場の柵沿いに進む。登り斜面にかかるとすでに時間が遅いのでしっかりトレースがついていて、難なくどんどん登って行ってしまう。天気もだんだん良くなってきて気が付くと既に山頂まであとわずか。こんなに楽に登っていいのだろうかと思うぐらいあっという間に山頂についてしまった。しかも天気は回復し日が射している。石島さん、斎藤さんと3名で山頂到着を喜んでいるとなぜか澤田石さんが来ない。しばらくしてどういう訳かツボ足で登ってくる姿が見え出す。どうも今回使っていた人からもらったシールが不調だったようだ。ようやく4名揃い少々休憩後滑降に移る。 すでにトレースが交錯しているのでちょっと残念ではあるが（おかげで登りは楽させてもらったのだが・・・）新雪が残ったところを選びながら、一瞬ではあるがなかなか楽しい滑降となった。牧場の柵を越えるとスキー場に直接戻るには緩い登り返しになるので、湯ノ丸キャンプ場へ向かうトレースがあったのでそれを追うが、これがまたトレースをボブスレーのように滑り大変楽しい。臼窪湿原を通ってキャンプ場からは雪の車道を滑ってそのままスキー場の駐車場に戻る。本当にあっという間の山行であった。
下山後、いつもの「湯楽里館」で入浴し物産センターでお土産を買って帰途につく。
天候が危ぶまれどうなるか心配でしたが、転進が成功してよかったです。わざわざ妙高までいって引き返し湯ノ丸を滑ってくるなんて少々酔狂な山行となりましたが湯ノ丸山頂では晴れ間も覗き、行った事が無かったキャンプ場経由での下山も出来たので充分に楽しめました。やはり諦めない事は重要ですね！。おつきあいいただいたメンバーの皆様、ありがとうございました。