通い慣れた小坂志川流域ですが、夏に本流を歩いた時に記録がなく未遡行の支流が面白そうだとの斎藤さん、石島さんの情報で早速出かけてみました。
11/10 7:00頃自宅を車で出発して9:00武蔵五日市駅に集合。入渓点である小坂志川林道に向かう。
目的の沢は何やら神社か仏閣かわからないがそのような施設がある少し上の支流の様なので、わずかに上流の登山道が渡るところの橋から入渓する。最初少し下降して先ほど林道から見えた支沢を見に行くがどうやら違うようでとりあえず上流に向かって歩き出すとキノコの生えた倒木が・・・ムキタケか?。程なく細い流れだが、何かありそうな予感がする?支流が左から入り、ここだと言いうので入ってみる。
いきなりちょっとした峡部となりいい感じである。最初の滝である60cmほどのナメ滝が現れ「滝がある!」と大喜び?(こんな事で喜べるのもこんな山行ならではですが・・・)。続く釜を持った1m滝は左から釜をへつりで越える。ナメ小滝の連続をすぎると2m・3mの連瀑となる。2mは水流左を強引に登ってみるがちょっと危ない。濡れる気ならば簡単だろう。その先もナメ小滝が少し続き、峡部をつっぱりで越えたりしながら進むと右に支流を分ける。
さらに進んで行くと400m二俣となり小休止。右は市道山に直接突き上げそうだが今回は登山道に上がる左に入る。すると意外にも滝が連続しなかなか楽しめる。滝場が終わるあたりで再びキノコを発見。石島さんが意を決して?採取して持ち帰る(が結局食べなかったらしい・・・)。最後はどんどんつめて行き、やや急な樹林を念のため補助ロープを使いながら上がると登山道に出る。せっかくなので市道山まで登って東京の景色を眺めながらカップ麺の昼食とする。新宿の高層ビル群や東京スカイツリーがよく見える。充分のんびりしてから登山道を下山する。
下山後いつものように瀬音の湯にて入浴後、五日市街道沿いのガストで食事をして帰途に就く。
もう遡行するところがなかくなったかのように見えていた小坂志川ですが、今回の支流はなかなか遡行価値があったのではないかと思われる沢でした。と言ってもこの流域に慣れ親しんだ者の感想なので一般的には??ですが・・・。たまにはこんな休日の過ごし方もいいものですね。斎藤さん、石島さん、ありがとうございました。
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