丹沢 金目川・春岳沢

2012年4月29日  メンバー:斎藤L,森田

 

 今年の連休前半は家で留守番だったのですが、あまりに天気がよいので日帰りで丹沢の春岳沢に行ってきました。

4/29 小田急線秦野駅に9:00集合。秦野駅のバス乗り場ではヤビツ峠行きのバスは列の最後尾が見えないほどのまさに長蛇の列。当初そのバスに乗る予定であったが蓑毛行のバスが空いているのでそちらに変更。終点蓑毛で下りてヤビツ峠への登山道である舗装道路を歩き出す。
 裏参道への道を分け、金目川を渡ったところから仕事道に入る。沢の中の堰堤を見ながら進むとやがて道は沢に下りて行ってしまい、すでにモミジ谷出合の様である。髭僧ノ滝はいったいどこにいってしまったのだろうか?
 まあ無いものは仕方がないので靴を履きかえ遡行準備をしていると履いていたアプローチ用の靴になんとヒルを2匹発見!!。いきなりの出来事に唖然として戦意を消失しかけたが、虫よけスプレーで対処して気を取り直して出発。
 出鼻をくじかれた形になったが沢に入ると小滝が続き実に感じがいい。確かに水線通しに行かないと楽しくなさそうなので極力そのようにするが、今日は気温が高いので4月と言えども多少飛沫を浴びるようなところも全く問題なくどんどん登っていく。 この沢は入渓点からは河原というところがほとんどなく、すべて小滝の連続といった感じで思っていた以上に楽しめる沢である。とは言っても50分もするともう三俣へ到着。なぜか右から立派な道が入っている。
 昼食としたいところだがヒルが心配でここで休憩をとるかどうか迷ったが、沢の中にはヒルの姿は全く見なかったので乾いている岩の上で休憩とする。例年通りカップ麺とコーヒーで寛ぐが、これがこの時期、芽吹いたばかりの美しい新緑とツツジを眺めながらシーズン初めの至福の一時である。
 さてこの先どうするか決めなければならないが、最後までつめると猛烈な薮漕ぎとなるそうなので迷うことなく仕事道から登山道に出ることとする。20分程で難なく登山道に出る。ヤビツ峠行のバスの込み方を見ると大山山頂は大変な混雑が予想されるので山頂も省略して下社へ直行し、女坂経由で一気に下山。土産物屋が立ち並ぶ参道でちょっと立ち寄り、大山豆腐とざるそばと冷たい生ビールで沢初めの打ち上げをしてから帰途に就く。


 今年は恒例の4月の沢が連休前半となりましたが、春岳沢は短いながらもきれいな小滝が続き、思った以上になかなかいい沢でした。以前から行こうと考えてはいたものの、最近丹沢はヒルがいるのでなかなか実現しませんでしたが、この時期ならば大丈夫かと思ってい行ってみたところもういるのですね・・・。大山豆腐と生ビールの打ち上げも最高でした!。企画していただいた斎藤さん、毎度毎度ありがとうございました。

コースタイム
4/29 蓑毛バス停(9:30)〜春岳沢入渓点(10:20)〜三俣(11:05-12:10)〜下社(12:40)


遡行図
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