会越 叶津川・餅井戸沢

2010年10月16日〜17日  メンバー:森田、浅原、飯田、板倉、佐治(与)

 

 先週の体育の日3連休に計画したものの悪天で流れてしまった浅草岳の餅井戸沢に、翌週順延で行って来ました。

10/15 いつものように佐治さん宅経由で22:30JR新宿駅西口地下ロータリーに集合。さらに途中練馬駅で浅原さん合流で全員集合。練馬ICから関越道に乗る。順調に北上し小出ICで関越道を下り、すぐにある道の駅「ゆのたに」にて宴会の後仮眠。

11/16 睡眠時間が足りないが早々に移動を開始。国道252号線を走り入叶津へ。餅井戸沢の左岸には道があり、それを辿ればよさそうである。早速出発準備をして私は単身車を下山予定の浅草岳登山口に置いて来る。
 左岸の道をどんどん進んで行くとやがてもかけ沢を横切る。さらにしばらくは道沿いに歩いて行くが、だんだん怪しくなり適当な所で餅井戸沢に下りる。沢は特に問題になる所は無くしばらくは単調なゴーロが続いている。左岸の木がなんだか立ち枯れているようなちょっと奇妙な風景のあたりで小休止していると、何とまさかの雨が降ってきた。しばらく木陰で雨宿りしているが一時本降りになったものの待っていると小降りになったので出発。
 歩き出すとキノコの大群落がある(後にくりたけでは?とわかる)。4mの幅広く黄色い?滝を越え、さらに進むと次第にナメが美しくなってくる。インゼルを過ぎ釜を持つ4mナメ滝は釜の右をへつって越えるが、ここで佐治さんと板倉さんはまさかのドボン!。さすがにこの時期少々寒そう・・。
 この先は再びナメ・ナメ滝が連続し、紅葉も次第に美しくなりいい感じである。その先、左岸が数十mに渡り大きなスラブになっているところで沢床からかなり高い所に幕営適地を発見。少々湿っているのが難点だがさらにその上を偵察したがいいところが見つからず、今夜の宿泊はここに決定する。
 早速タープを張ってたきびの準備。火がつき出したらもう宴会モードである。小雨がぱらつく事はあったが大した事は無く、時間もたっぷりあるので思い切りのんびりできた。板倉さんによるカレーの夕食を食べ、歌などうたいなが楽しいたきびの夜は更けていった。

10/17 餅入りのうどんの朝食をとり出発。今日は余裕のある行程(の筈)なのであわてる事はない。と思っていたが歩き始めてすぐに大滝の高巻きとなるが、この巻きが意外に悪く、右の支流を少し登った所から草付に取付くが樹林に届く一歩が出ずに一旦断念。少し上の滝の側壁も登ってみるが駄目。仕方が無いのでもう一度今度は空荷で先ほどの草付を強引に登る。30mロープでは安全な所までは届かず、一旦不安定な傾斜地で集合し、再度木登りを交えて30mロープ一杯に登るとようやく下れるルートが見出せた。
 続く5m滝は飛沫を浴びながら水流左を登る。右からナメ滝で支沢が入り、その先の釜を持つ3mトイ状滝は釜から滝に移るところがなかなか面白い。CS滝をいくつか越え、ちょうど先程右に分けた支沢がすぐ右に接近している辺りで小休止。  紅葉が素晴らしいなかをさらに進むと最後の10m滝となり右から巻くが、ここも潅木交じりの草付をよじ登る感じで腕力を必要とするが、最後は落ち口のすぐ上に首尾よく出る事が出来た。
 あとはそのままどんどんつめて行くと辺りはすっかり源頭の様相となり、沢の中はやや藪っぽくなってくるので右岸に上がってみると草原状がずっと上まで続いている。なぜか黄金色に変わっている草が全て傾斜の下向きに倒れている感じで、その上を歩いて行くので油断するとつるっと滑ってしまうのだが、だましだましどんどん登って行く。しかしまさかここに来て草原の源頭とは思っても見なかったのでひとり感激しながら歩く。振り返ると田子倉湖が真正面に大きく見える。結局最後まで藪漕ぎは一歩も無く、全く最高のフィナーレと言えるだろう。木道の登山道に出たところには小さな池塘のおまけまであり本当に感慨ひとしおであった。
 全員揃った所で荷物をデポして浅草岳に向かう。15分ほどで山頂に到着。残念ながら雲が多くなってしまい遠望は利かないが、1本残しておいたビールで乾杯!。さらに前岳方面に少し下り、湿原を見物して巻き道で戻りデポ地点へ戻る。
 下山は小三本沢下降の予定だったが予想外に時間がかかっていたので登山道を下りる事にする。途中、避難小屋は解体されていた無かったが、そこから下の登山道は紅葉が実に見事であった。のんびりしすぎた所為か下山も足が捗らず?なんとか暗くなる前に登山口に下りる事が出来た。(何でこんなに時間がかかったのだろう・・・)
 下山後、只見温泉保養センターにて入浴、軽く食事をして帰途につくが、さすがに下山が遅かったので終電には間に合ったものの帰宅は0時を回ってしまった。


 「餅井戸沢」なんて聞いた事も無かった沢でしたが、地形図を見ると入叶津から一直線に浅草岳に詰め上げている沢で、浅草岳への登路としてはいいのでは?と思い調べてみると一応遡行記録があったので行ってみた、という本当に単なる思いつきの山行でしたが、結果は沢としては決して悪い感じではなかったと思います。上流部はなかなか楽しめ、源頭の雰囲気は予期していなかっただけに最高でした。紅葉と相俟って、個人的にはとても満足した山行となりました。わけのわからない沢に何の疑問も無く?お付き合い下さったメンバーの皆様に感謝いたします。


コースタイム
10/16 入叶津(8:55)〜入渓点(10:00)〜幕営地(12:10)
10/17 幕営地(8:10)〜稜線(13:15)〜浅草岳(13:50)〜入叶津(17:00)


遡行図
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