奥多摩 北秋川・神戸川水ノ戸沢

2010年8月22日  メンバー:斎藤L、石島、早田、徳山、森田

 

 8/21-22で計画した井戸小屋沢右俣が突如中止となったので、猛暑の日曜日に日帰りで北秋川の神戸川・水ノ戸沢へ行って来ました。

8/22 7:30JR三鷹駅集合。なぜかJR武蔵五日市駅で当日朝に突然参加の石島さんと合流。五日市の百日紅は満開で実に素晴らしい。神戸川沿いの林道から水ノ戸林道に入り、終点に駐車して遡行準備。
 踏み跡を追って入渓するといきなり滝が連続する。2m滝を越え、明るい4m滝は下部で飛沫を浴びて水流を右に渡り登る。次の4mは右から、3m・2mの連瀑は釜を腰までつかって右をへつり水流右を登る。楽しく登って行くと10m大滝となる。水流左をこれまた清涼感満点で登る。ここで一旦滝場は終わり倒木がうるさいところも出てくるがそれ程ひどくはなく歩いていくと仕事道が橋で横切る。
 ここからはしばらく倒木がひどいので右岸の仕事道を辿る。再び仕事道が沢を横切るところから再び入渓するが、相変わらず倒木がひどく、スリリングな丸太登りを存分に楽しむ事ができる。これはこれでパズルの様で面白い?かも知れないが、終わりが見えず、「沢登り」とはちょっと言えないので再び左岸の仕事道に上がる。
 ここで遡行を打ち切って帰ろうかとも考えたが、ちょっと先まで歩いて沢を偵察するとゴルジュ状で滝が連続している気配なので再度沢に戻ってみる。
 遡行を再開すると小ゴルジュの中に3つほど滝が連続している。どれも右岸沿いに登るが最後の滝の落口のバンドのへつりがちょっといやらしい。続く2条?5m滝は右はスラブ状で左の太い水流沿いに登る。途中で水流を右から左に跨ぎ、落口は石で塞がれていて他のメンバーは左に逃げるが直上して越える事も出来た。
 滝場が終わってさらに進むとワサビ田となり、ここでようやくリーダーが想定していた予定終了点という事で遡行終了。あとはワサビ田から続く仕事道を使って下山となる。
 仕事道をどんどん下りて行くと川の対岸に白い私の車が見え出す。そこを少し過ぎた所から急な踏み跡を辿ると堰堤のすぐ上の沢に下りることは出来たが、その先林道に登る道が見つからず、短い距離なので適当に這い上がり終了となる。
 下山後いつものようにつるつる温泉にて入浴後、その場で食事がてらそのまま運転しない方はビール宴会へ(私はキリンフリー・・・)。徳山さんと早田さんが缶1本、ジョッキ2杯ほど空けたところで本日はこれまでとし帰途に着く。


 全く予期せぬ理由で井戸小屋沢が突然中止になってしまったので、猛暑の中、間が抜けた休日となるかと思いきや、斎藤さんの計画に参加させていただき涼んでくる事が出来ました。水ノ戸沢は中間部は完全に伐採、倒木で埋め尽くされ、残念ながら快適な遡行は望めませんが、前半と、倒木帯を過ぎた上部わさび田手前にはシャワークライミングが楽しめる部分があり、そこそこ楽しむ事が出来ました。倒木帯であきらめない事が肝心ですね。


コースタイム
8/22 入渓点(10:00)〜遡行終了地点(11:50)〜入渓点(?)


遡行図
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